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■【戦国BASARA】『信×幸×佐』 久し振りな第四話。

ここんところ息抜きと称して、伊達主従の短い話とか書いていたから、すっかりご無沙汰になってしまっています。
ちゃんと書いているから、大丈夫ですよ。多分(←

それにしても、思ったより長くなりそうだなぁ…
覚悟はいいか? 俺はできてる(多分)


18歳以上の者のみ、『続きを読む』をクリックすべし!
 (脳内CV:玄田哲章)









【2009.10.20 追記】
 橘乃猫様より、挿絵をいただきましたので、追加しました。
 今回はエロさ大爆発なので、まぢで十八歳未満の閲覧はご遠慮ください…
 (貰った本人、ほくほく顔)
















※前回までのあらすじ※
 明智光秀の計略に嵌り、甲斐の国領主・武田信玄をおびき寄せるために囚われた、真田幸村。
 武田信玄を嵌めるためとして、捕らえた真田幸村の身体を蹂躙する明智光秀。
 武田信玄は、配下の忍者・猿飛佐助に策を授けると、幸村を救うために単騎駆けつける。
 …………



第四話 挿絵
挿絵:橘 乃猫様





 光秀の指と舌に身体中を蹂躙され、またも果てそうになった時、精根尽き果て色を失っていた幸村の双眸に、ほんの少しだけ光が戻り、筋肉が硬直する。
 幸村の中で消えかかった炎が再びくすぶり始めたのを、光秀は感じ取った。
「……来ましたね」
 幸村を嬲る手を止めず、光秀は朽ち果てかけた砦の外に目をやった。

 途端、砦の壁が破壊され、大きな影が二人の前に現れた。
 誰あろう、甲斐の領主、戦神覇王・武田信玄その人である。
「幸村ァァァァッッッッ!!」
 大きな体躯から発せられる大きな怒号は、名前を呼んだ者にではなく、我が子のように大事な寵臣をいたぶる光秀に対してのもの。
 光秀もそれを察してか、不敵な笑顔を浮かべ、憤怒の形相で自分を睨む信玄を見返した。
「若き虎よ。来ましたよ、貴殿の想い人が……ククッ……」
 信玄が現れても、光秀は幸村を嬲る手を止めなかった。
 固くなった幸村の花心を擦りあげ、もう一方の手は菊門を弄ぶ。
 幸村の身体がビクリと跳ね、双眸からは涙が溢れる。
「お館…様……。見な…いで……」
 武将として、男として、このような姿を見られてしまうことは、誇り高き若虎にとって恥であった。それが、密かに恋い慕う君主であるのなら、尚更である。
 だが、恥辱と怒りを感じたのは、幸村だけではない。
 自慢の二槍が、敵将のなぶり者になっていることに、信玄は怒りで周囲の空気を染め上げる。
「汚らわしい手で、幸村に触れるでない! 明智光秀ェェェェッッッ!!」
 叫ぶが早いか、信玄は戦斧を振り上げ、光秀に斬りかかる。
 光秀は幸村の身体から手を離すなり、鎌を手に持ち幸村の首に突きつけた。
「虎の若子が、我が手にいるのをお忘れな……」
 人質を手にしているという優位的気分が油断を呼んだのか、光秀の言葉が終わる前に、信玄の戦斧と気合いで、半壊状態だった砦は完全に吹き飛んだ。
 同時に光秀と幸村の身体も、風圧で飛ばされた。
 普段から全力で信玄と拳で語り合っている幸村が、この程度で死ぬはずがない。だから、信玄は遠慮もなく戦斧を振るった。
 瓦礫の山から顔を出した光秀が、苦々しげな顔をして舌打ちをする。
「人質の意味がないではありませんか……」
「己も武将の端くれならば、人質など姑息な手段を取るでなァァァい!!」
 鈍重そうな巨漢のどこに、それだけの速さで動ける機動力があるのか。信玄の振り回す戦斧が、光秀の前髪をかすめた。
「……ちっ」
 文字通り間一髪で信玄の戦斧を避けた光秀が、反撃に転じようと鎌を構え直そうとした時、馬蹄が地を蹴る轟音が耳に入った。
 その数は、一つ二つではない。一個軍隊はあるであろう。
「この儂が単身で来るとでも思うとったか、明智光秀?」
 大地を駆ける馬の足音に混じり、鬨の声が上がる。
 南蛮語混じりの独特な鬨の声をあげる軍といえば…
「まさか……」
 憔悴した顔で、光秀は轟音の響く方へと首を向けた。

「Hey,Guys! 走れ走れェ!!」
「Yeaaaaaaaaah!!」
 武田屋敷で静養中だったはずの奥州筆頭・伊達政宗が、自軍を率いて駆けつけてきていた。
「こうして騒ぐことで、相手の戦意を挫くって腹か。いっそ、ここで出鼻挫いた方が早ぇと思うがな」
「此度の出撃要請は、真田殿の救出と明智光秀の撤退が目的。目的以外の行為は、徒に我が兵力を削ぐことになる可能性があります、政宗様」
 逸る政宗を制するように、背後を駆ける片倉小十郎が進言した。
「そうだな? 武田の忍び」
 小十郎は後ろを振り向くと、馬と同速度で駆ける迷彩装束の男・猿飛佐助に尋ねる。
 佐助は「はっ!」と短く返答し、小十郎の言葉に同意の意を示した。
「HA! 余計な真似をすれば、俺たちのためにならないっていう、武田のおっさんの忠告か。まあいい。これだけでも、ウチの野郎共の運動不足解消には、もってこいだろ」
 口元を歪めてそう言うと、政宗は馬の腹を蹴り、馬足を速めた。

 次第に近付く馬蹄の音に、光秀は歯ぎしりをした後、信玄を睨み付けた。
「甲斐の虎…いずれ決着を」
 言うなり、光秀は飛ぶように姿を消した。
 去りゆく光秀の姿は、駆けつけた伊達軍の面々にも見えていた。
 逸る兵士が敵将を追おうとするのを、小十郎が制止する。
「追うんじゃねェ! 追う必要はねえ!」
「し、しかし、片倉様…」
 確かに好機ではある。
 しかし、救出すべき相手の無事が確認できない以上、余計なことはすべきではないと、軍師片倉小十郎は踏んでいた。
 勇み足をしようとしていた兵士を止めたのは、小十郎だけではない。
 猛る伊達軍の手綱を最後に引っ張ったのは、筆頭・伊達政宗である。
「小十郎の言う通りだ。今回はこのまま……」
 政宗の視界の隅に、崩れた砦とその中で佇む赤い巨塊、それに抱きかかえられる何かが見て取れた。
「よォし! 野郎共、撤収だ!」
 馬首を返して、撤収命令を出す政宗。
 軍の中にどよめきが走る。それを、小十郎が一喝して制した。
「政宗様の言葉が聞こえなかったのか? 撤収だ!」
「え? で、でも、お館様と旦那は…」
 皆が撤収行動に移る中、主人達の安否を気遣う佐助が、傍らに駆け寄り政宗に尋ねる。
「真田幸村なら、武田のおっさんといる限り大丈夫だろ? オメェも戻って、二人が帰ってくる準備でもしていな」
「…はっ」
 今イチ承伏できかねないというような顔をしつつも、佐助は政宗の言葉を承諾した。
 忍びである佐助の視界にも、信玄と幸村の姿が見えてはいた。
 裸の幸村を抱きしめ、辛そうな顔をしている信玄の姿に、佐助は言いしれぬ不安を感じ、胸がチクリと痛んだ。
 だが、主公達の思惑を超えるような真似は、忍びの者としての心構えに反する。
 一抹の不安を胸に隠し、佐助は伊達軍と共に撤収した。


--------------------------------

【まだまだ続くみたいです】


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■コメント

■はじめまして。 [ふjこ]

リンクフリーのお言葉に甘えてリンクを貼らせていただいたので、報告に伺いましたm(_ _)m
武田軍小説、続きを楽しみにしています!光秀様の台詞が雰囲気たっぷりで素敵でしたv
伊達主従の小説ももっと読みたいですノシあの破廉恥主従は初心な虎若子を存分に振り回せばいいと思います(^ω^)

乱筆乱文にて失礼いたしました。
自分もまだまだBASARAに萌え続けます!

■>ふjこさん [桂花]

リンクありがとうございました。
リンク祭りはまだまだやっておりますので、こちらからもリンク貼らせていただきましたァァン。
これからも、よろしくお頼み申し上げます。

武田軍小説、自分で思った以上に長くなりそうですが、なま暖かい目で見守ってやってください。
光秀が動かし易いのは、あの変態性と速水ヴォイスのおかげかと。いいですなぁ……
伊達主従の話もまだまだ書きますよ(^ω^) 妄想が、もうどうにも止まらないので(^ω^)←2回目
伊達主従のイチャイチャパラダイスを見せつけられて、振り回される虎若子というのは、よいですなぁ。フフフ…

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