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■【戦国BASARA】 『信×幸×佐』 第一話

酔っぱらった勢いで、『信玄×幸村×佐助』、第一話UP!!

覚悟のある奴だけ、『続きを読む』に行け!
OK? Are you Ready?














まだ、出だしなので、何も起こっていないじゃないかという苦情は、見ざる言わざる聞かざるでおじゃる。



























第一話 挿絵
挿絵:橘 乃猫様





 ──織田の軍勢が、甲斐に攻め入る。

 そんな情報が武田軍に飛び込んできた。
「織田の軍勢なにするものぞ! この真田幸村が返り討ちにしてくれる!」
 若き虎・真田幸村はそう叫ぶと、二艘の槍を持ち、主人・武田信玄の制止も聞かず単騎で城内を後にした。
 この情報を耳にしたときから嫌疑を隠せずにいた信玄だったが、幸村が単騎で出てしまったのを懸念し、低いうなり声をあげると、猿飛佐助を呼び寄せた。
「織田侵攻の真偽は…」
「織田どころか、いずこの軍勢も甲斐に侵入した形跡はござりませぬ。が…」
 佐助の言葉尻の変化に、信玄は眉間に皺を寄せ、片眉をつりあげる。
「連絡の途絶えた関所があります。織田軍侵攻の報を伝えてきた所です。調べてきましたが、やはり軍隊の通った形跡はありません。ただ、見張りの者達はすべて死んでおり、妙な匂いが残っておりました」
「妙な匂いだと?」
「香の匂いです。噂に聞く、黄泉がえりの香かと思われましたが、それともまた違うと思われます。しかし、そのようなものを使用する輩は…」
「明智光秀…。何を企てておる」
 顎に手を当て思案に耽る信玄を、佐助は傍らに片膝をついてなおり、黙って見上げていた。
 ふと、信玄の両眼がかっと見開かれ、その顔に憔悴の色が浮かぶ。
「お館様?」
 訝しがって声をかける佐助に背を向け、屋敷の中に急ぎ入る信玄。皆、その姿をただ呆然と見送っていただけであったが、書状を手に再び戻ってきた信玄の顔に何らかの決意を見ると、平伏して信玄の言葉を待った。
「儂はこれから幸村を追う」
「旦那を連れ戻すなら、俺が…」
「いや。佐助だけでなく、他の者にはここでの待機を命じる。半刻経って音沙汰なければ、この書状を届けよ」
 そう言うと、信玄は佐助に先程したためた書状を渡し、馬に飛び乗った。
 佐助は信玄から受け取った書状の宛名を見て、目を丸くして驚いた。
「え、ええ────っ!? ちょ、ちょっとォ! お館様ぁ! こ、これって……本気ですかぁ?」
「頼んだぞ、佐助ェェェ!!」
 馬を駆り立てる信玄の姿は、すでに小さくなっており、声だけがまるでその場にいるように佐助の鼓膜に大きく響いた。
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