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■【戦国BASARA】 Kojuro make sweets for... 【バレンタイン企画】

◆突然ですが、バレンタイン企画ということで、SS。


◆タイトルの英文、あっているかどうかは不明←


◆バレンタインなので、甘いです。


◆政小です。こじゅ目線です。


◆あんまりエ□くないよー。期待している人、ごめんねー(いるのか?)







チョコ大好きな人はクリックするとチョコが買える…かもです(ヲイ)
 ↓
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 昨年、政宗様より「この時期ならではの特別なpresentsだぜ」と言われ、《ちょこれいと》なる舶来の甘味を戴いた。
 どうやらかの地では、如月半ばに恋人に贈り物をする習慣があるのだとか。
 だということは、政宗様は俺のことをただの家臣としてではなく、そういう気持ちでいてくださるということ。
 俺にとっては、迷惑というか困るという気持ちがある反面、正直嬉しくもある。
 政宗様の右目として、生涯お仕えすると誓った身なのだから、政宗様に身体を求められたとしても、俺には厭も応もない。政宗様が求められるなら、尽すのみである。最も、家督を継いでからの俺に対する執心は、随分激しくなっている事に閉口はしてしまうが…
 ともあれ、政宗様が斯様に思ってくださっている以上、今年もまた《ちょこれいと》を頂戴する事になろう。
 正直、香りも強く甘さと苦みの強烈なあの甘味は好きにはなれないが、政宗様が俺のために取り寄せ作ってくださったという事実は、年甲斐もなく胸の高鳴りを覚える。
 政宗様からの贈り物を心待ちにしつつも、ただ貰うばかりでは、やはり家臣として…いや、政宗様を思い慕う者としても、示しはつかないだろう。
 政宗様には申し訳ないが、俺は政宗様が依頼なさった南蛮商人に《ちょこれいと》の原料を増やして貰い、内緒で流してもらうことにした。
 政宗様にも贈りたかったのだ。俺自身の気持ちも込めて…



 そして、材料は揃った。南蛮商人に作り方も聞いた。
 俺は襷をかけ、夜中の台所に立つ。
 仮にも家臣筆頭として他の奴らに睨みを効かせている俺が、政宗様のためとは言え甘味をこしらえている姿など、見られるわけにはいかねぇ。
 こそこそ動くのは好きじゃねぇが、俺なりの面子ってやつがある。
 商人が書き記してくれた手順を基に、俺は政宗様に贈るための《ちょこれいと》作りを開始したわけだが…
 これがどうにも難しい。
 米や野菜を煮炊きするのとは、随分と勝手が違う。
 どうも、分量も正確に計らなけりゃならないらしい。材料は少ないので、失敗は許されない。
 暗い中の根を詰めた作業は、下手な戦よりしんどい。
 それでも何とか、独特なあの芳香が台所中に流れ、濃い茶色の液体が少しずつ固まってくる。
 強烈な香りに頭がくらくらしそうになるが、これから形を整えるため切ったり、飾り付けて箱に入れたりする作業もある。ボサッとしている暇など、俺にはない。
 手にこびり付いた《ちょこれいと》を拭き取ろうとした時、突然背後から何者かに腕を取られ、俺は驚愕のあまり硬直してしまった。
 まさか、この片倉小十郎ともあろう者が、いくら目の前のことに集中していたとはいえ、こうも易々と背後を取られるとは…
 不覚以外の何ものでもない。
 俺は背後を振り返り、腕を掴んだ不逞の輩に顔を向けた。
 …が、そこにいたのは──
「こんな夜中まで、精がでるなぁ。小十郎?」
「ま、政宗様…!!?」
 まさかの政宗様の来訪に、さすがの俺も困惑を隠せずにいた。
 贈り物を贈るべき相手。
 内緒で作って贈り、吃驚させてみたかった。
 だが、その相手に現場を押さえられ、尚かつ手の内を全て知っていると言わんばかりの笑みを浮かべられると、俺は二の句を告げられず、ただただ口をパクパクさせるだけとなる。
「何を池の鯉みたいにしてンだよ、オメェ」
「い、い、いや……こ、こ、これは、そ、その……」
 俺が返答に窮していると、政宗様はしてやったりという笑顔で、俺の指に付いていた《ちょこれいと》を舐め取った。
 あまりに淫靡な仕草に、不覚にも俺の身体がビクリと震える。
 舌を出し俺の手を舐め取る仕草をしつつ、上目遣いに俺を見つめる政宗様の艶美な表情に、俺はつい息を飲み込んだ。
「あのな」
 ゆっくりと指の甘味を舐めつつ、政宗様が言う。ゆっくりなのは態とだ、きっと。
「オメェがchocolateの材料を取り寄せていたのなんて、先刻承知なんだよ。そうまでして……」
 俺を見つめる政宗様の目が潤む。俺の胸の鼓動が早まるのが、政宗様に聞こえそうで…
 怖い。
「chocolate食いたかったのか、小十郎は」

 ガクッ…

 拍子抜けの答えに、俺の膝がくだける。
「違います! これは政宗様に……!」
「俺に?」
 悪戯っ子のような視線を俺に向ける政宗様。
 ああ。態と…か。
 すべてわかっているくせに、態と俺の口から言わせようとする。
 本当にお人が悪い……
 俺が困惑して口篭っていると、政宗様は突然まだ固まりきっていないちょこれいとに親指を突っ込み、俺の下唇に擦り付けた。
「言ってみろよ、小十郎。『俺の作ったchocolateを食べてください』って」
「え゛っ!!!!」
「でないと貰ってやんねーぞ。こんな苦いchocolateなんざ」
 苦かった…のか?
 このちょこれいとの味は、どうにも政宗様のお口に合わなかったようだ。
 一所懸命に作ったとはいえ、結果として政宗様に気に入られなければ、それはただの塵である。
 普通はそこで、廃品となる。
 だが政宗様は、受け取ってくださると仰った。
 たった一言添えるだけで…
「…政宗様……」
 鼓動が逸る。
「小十郎めの作ったものではお口に合わぬかもしれませぬが…、その…」
 喉が詰まりそうだ。苦しい。
 艶美な光を宿した独眼竜の左目に射抜かれるように見つめられ、言葉に詰まる。
 だが、政宗様の視線は、俺の次の言葉を待っている。
「小十郎めの作りました《ちょこれいと》…、食べていただけますでしょうかっっ!!」
「OK。いいぜ」
 口から心臓が出てきそうなほど緊張しての言葉に対し、政宗様の返答はあっさりと軽かったので、さすがの俺も拍子抜けした。
 そうだった。
 ──言えば貰ってやる。
 政宗様は、そう仰っていたのだから…
 だが、それにしてもお人が悪すぎる。
「政宗さ……」
 いつもの小言のような口調は、政宗様の口付けに塞がれる。
 俺の下唇に擦り付けられたちょこれいとを、政宗様の唇と舌がじっくりと舐め吸い取っていった。
「ごっそうさん」
 俺の脇から手を入れ抱きしめる政宗様のその手に、力が籠もる。
「オメェの唇についたchocolate、すっげェ甘かったぜ?」
 そう言って微笑みかける政宗様の笑顔は、珍しくふわっと柔らかい。
 俺は思わず、この愛おしい主を抱きしめた。強く、強く──
「お気に召していただけましたか?」
「たりめェだろ? オメェが作ってくれたんだからな」
「…恐縮です」
 照れ隠しの俺の返答に、政宗様は苦笑を浮かべると、また作りかけのちょこれいとに指を突っ込み、今度はご自身の左頬に擦り付ける。
「今度は俺からだ。受け取れ、小十郎」
 先程政宗様がしたように、舐め取れということなのだろう。
「はい…」
 俺は苦笑を浮かべ、政宗様の頬に付いたちょこれいとに吸い付く。
 去年はあまり好きにはなれなかった味と香りが、最高の甘味に思えた。


【Happy Valentine's Day!!】




《おまけ》

「じゃあ、今度は色が似ている小十郎のちくびにchocolateを…」
「いい加減になさりませ、政宗様!!」



【本当に終わり(:D)rz】


さて、チョコ買ってくるか(自分用)。

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■コメント

■NoTitle [香奈]

なんて可愛いんだ小十郎!!><
押し倒してそのままチョコレートプレ・・げほごほ・・

おっほん

やはりこの時期はチョコレートですよね^^
かくゆう私もネットで入手しました・・ばら撒き用兼自分用30個・・遠い目。
財布には痛かったですがなかなかおいしかったです・・笑。
この時期いろいろあって目移りするんで食べ過ぎないようにしないといけないですね。
いやはやかわいらしい小十郎と相変わらずのエロ殿ご馳走様でした・・笑。

■>香奈様 [桂花]

今回はクソ甘い行事にクソ甘い話を書こうとしたところ、ゲロ甘になってしまったという\(^o^)/
いっそ、小十郎をチョコバナナの刑にでもしようと思ったけど、収拾付かなくなりそうなのでやめましたw
殿は下品なエロ親父行為がよく似合うと思います\(^o^)/

そして、チョコの日の今日、買ってきたちょこれいとを美味しく戴きました。
もとい、美味しくいただかれてしまいましたよ。アンパンマンチョコ…orz

■ [せうる]

連コメさーせんw
あまりにも連続で読むには刺激的すぎるお話で…ついっ!
チョコを平仮名発音する森川ヴォイスを脳内変換して萌えた変人が通りますよー( ´∀`)ノシ

おまけで更に悶え転げて危うく窒息死するとこでした←
筆頭やっちまってください!
地区Bにこれでもかと塗りたくっておくれやす(`・ω・´)!

そうか…バレンタイン企画はそうやって楽しむもんだったな、とまた一人反省パーリィしたいと思います(爆)

■ [桂花]

>せうるさん
バレンタインの楽しみ方は人それぞれ。
せうるさんの真田主従バレンタインも可愛かったですよ~(≧▽≦)ノシ
つか、うちの伊達主従が変態なだけという(主に筆頭)

慣れない南蛮言葉を使う小十郎、確かにかわいいな。わははは(^o^)

チョコプレイは、薄く塗るのがコツだそうで。なかなか地区Bに届かないのも、お互いもどかしいとか。
残りのチョコは、殿のバナナに塗り付けて、小十郎が舐めとるとかもいいかと←
↑誰かこの変態、止めてー!!

■ [せうる]

「殿のバナナに」「殿のバナナに」とののばななに…ぐはぁっ!←エコー中
いつか書いてくだされ姐さぁぁん(*´д`*)!
総攻企画、どやつかで試してみておくれよ政宗さm(自重)
チョコを必死で舐めとるこじゅさんを受信してまた今日も寝れなさそうですww
くわえたまま「おいひぃです、まさふねふぁま」って言ってほすぃ(〃▽〃)

■ [桂花]

>せうるさん
殿バナナのチョコを舐め取るこじゅの仕草にハァハァ…
何ともエロいおっさんだことww

殿バナナへのご奉仕は誰が似合うかなぁ…(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
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設置:2009.06.21

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