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■【戦国BASARA】 最も危険な遊戯 第三十話 【最終回】

◆約二ヶ月以上にわたってしまった、こじゅまさ小説も、いよいよをもって最終回でございます。
長々とお付き合いいただきまして、皆様には感謝の言葉もありませんが、まずは本当にありがとうございました。


◆元々は汐さんのリクエスト『小十郎にお仕置きされる筆頭』が、何故かエライ長引いてしまった不思議。←
計画性のなさが露見していますねww
てか、汐さん、リクエスト本当にありがとうございました。
話がとんでもない方向に向いてしまいましたが、そこはそれ、汐さんの広い度量を以てお許しいただければと…(コラ)


幸村総受けブチ抜いて、とんでもない回数になってしまった。
FC小説の方に上げ直す気力は、今年はない。
だからといって、来年やるかどうかは微妙。


◆思えば執筆中に色々なことがあったモンだ。
(色々ありすぎて省略)←
…長かった。


◆読んでいる皆様も、長らくのお付き合い、本当にありがとうございました。
正直、終わるのは寂しい気もしますが、この話が終わったところで、どーせ伊達主従のイチャコラはまだまだ続くわけでして。
今度は政小で!
橘乃猫さんが、描いてくれるらしいぞ!(ついったー情報)←(ぇ
チキンなので、その時は確認取れなかったけど、乃猫さんならやってくださると信じてる…(はぁと)←ヤメ


◆それでは、 Last party です。






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 新しい屋敷。新しい畳。新しい朝の音。
 全てが新鮮であるが、政宗を抱きしめている男の腕は相変わらず逞しく、抱きしめられた時の温もりと匂いは相変わらずである。
 それにしても、家臣であるはずのこの強面の男は、主君を子供のように抱きかかえたまま、無防備な寝顔をしている。
 主君を抱きしめている時が一番安心だ。
 そんな嬉しそうな寝顔にじっと見入った政宗は、主と枕を共にする不遜な家臣の頬にある傷を、慈しむように指でなぞった。
 障子から入り込む朝の光はまだ仄暗く、何とか男の顔立ちが見える程度である。
 それでも政宗には、顔のどこに目があり、鼻があり、口があり、そして傷があるかということがわかっていた。
 それほどまでに、この男と触れあい接している。
 いつの間にか傍にいるのが当たり前になっていた存在。
 失って初めて、如何に自分の中でこの男の存在の大きさを、改めて思い知った。
「小十郎…」
 あまりにも無防備なその眠れる恋人の頬を、政宗は愛しさを込めてそっと撫でる。
 政宗の小十郎。小十郎の政宗。
 言葉にしてしまえばそれだけのことだが、お互いを失っていた時期は、この二人にとって不安定であり虚無であった。
 空いてしまった空間を埋めるかのようになかなか離れようとはしない政宗に、小十郎は時に窘めたりもしたが、寂しかったのはお互い様であったので強くも言えなかった。
 そんな小十郎が今まで以上に愛おしくて仕方がない政宗は、今まで以上に早起きを心がけ、少しでも長く小十郎を感じようとしていた。
 息吹が、匂いが、温もりが、胸からの脈打つ音が、小十郎が其処にいることを物語っている。
 胸の音をもっと聞きたいと、政宗が布団に潜り込み小十郎の胸に耳を当てると、その少し華奢な肩を逞しい小十郎の腕が抱きすくめた。
「おはようございます、政宗様」
「…ンだよ。起きてたのか、小十郎」
 優しく朝の挨拶をする小十郎に、政宗はバツが悪そうに悪態を突く。
 
 ──素直でないのは、今に始まったことではない。

 小十郎はそう思うことにし、改めて政宗を抱きしめ位置を変え、腕枕の中にすっぽりと収める。
 そして、ちょっと意地悪っぽい笑みを浮かべ、政宗の耳元に努めて優しい声で囁く。
「…最近、他の者と密会しているご様子は、ありませぬなぁ」
 低く、艶と張りのある小十郎の声。
 その声を聞くだけで、政宗は身体を熱くし、下半身を強ばらせる。
 そうと知っていて、小十郎はわざと甘い声を出し、政宗の耳へと直に聞かせるのだ。
「はっ…、あン…ッ!」
 甘く切ない吐息が、上気して紅色に染めた頬をした政宗の口から漏れた。
 愛すべき主君の嬌声を聞くと、小十郎は嬉しそうに微笑み、真っ赤になった政宗の耳に口付ける。
「昨晩あれだけ乱れなさったのに、まだ小十郎が欲しいのですか?」
 からかうような小十郎の囁きが、政宗の顔を更に上気させた。
「この…、馬鹿ッ!!」
 政宗は怒りと恥ずかしさに任せ、小十郎の胸板を拳で叩くと、首を伸ばして小十郎の喉輪に歯を立てた。
 しかしこの噛みつきは、獣と化した政宗のそれではなく、照れ隠しからの噛みつきだったため、小十郎はされるがままに任せ、甘噛みの感触を愉しむ。
「…他の奴らに身体を任せるのと、テメェに抱かれるのじゃあ、全然違うんだよ! 小十郎じゃないと…ダメなんだよ…」
 再び政宗は小十郎の胸元に潜り込み、最後の方は尻すぼみにゴニョゴニョと口篭る。
 奥州の若き主、独眼竜と恐れられている男が、こうも恥ずかしそうに照れている様など、小十郎だけしか見ることができないのだ。

 ──だからこそ、欲張りと言われようと、この人を独占したい。

 小十郎がそう思ったところで、誰も責めることはできないだろう。
 事実、政宗は小十郎に全てを委ねているし、小十郎の全てを欲しいとも思っている。
「…もう、二度と俺を置いて、どこかに行くンじゃねェぞ。わかったな、小十郎…」
「御意…」
 海からの朝日が屋敷を照らし、政宗の寝室に鋭く差し込む。
 強い日差しの中、ふたつの影は一つに重なる。


 
 まだ荒れ野原の多い新天地にも、同じように陽は昇る。




--------------------------------



【 終 劇 】



終わったぁぁぁぁぁああああああああぁぁぁぁぁああぁぁぁっっっっっっっっっ!!!!

皆様、最後までのお付き合い、本当にありがとうございました!(感涙)

皆様の暖かい応援があってこその完結です!
駄文読了、大感謝!!




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【次回予告】 伊達×真田

「それがしは、上田城城主・真田昌幸が嫡男・弁丸にございます!」
「Hah!!??」

 記憶が退行してしまい、身体は青年、中身は五歳児となってしまった真田幸村を拾ってしまった(?)、奥州筆頭・伊達政宗。
 幼児な弁丸(幸村)に翻弄されていく政宗。

 政宗は、幸村を元に戻すことが出来るのか? 幸村の幼児退行の真の原因は?
 そして、二人の間に肉体関係は生まれるのか?←



【あくまで予告は『予告』です】←逃げたっっ?!


 乞うご期待!!(…誰が書くのかなぁ)←

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■コメント

■ [ふjこ]

桂花姐さん!連載お疲れさまでした(`・ω・´)ゞ
そしてしっとりとハッピーエンドな破廉恥主従をごちそうさまでしたっ(*´∀`)
回を追うごとに話のスケールが広がっていって、まさかの豊臣サイドの登場にウハウハし、シリアスと濃厚エロスの絡み合った緊密な展開に全力でみなぎり……毎回引き込まれながら読ませていただきました。
それにしても家康、最後の方で顔を出すなりおいしいトコもっていきましたねw
来たる本編では歪さを抱えた正義のヒーローという印象なのですが、こちらの家康は素直にカッコいいと思いました(*゜д゜)
3へ至るまでの夢が膨らむ、スリリングでとっても熱い作品をありがとうございました!!(ー人ー)



………政こじゅ、期待してます(*・・)/

■長丁場お疲れ様でした^^ [織彩]

たっぷり楽しませて頂きましたありがとうございます^^
って言うか次回作がっっ!!
ぶもぉぉぉ!!
最後の次回予告に思わずゼーゼー言いながら画面にかぶりついちゃったじゃないですか‥笑。
今からめっちゃ楽しみにしてます><

■>ふjこさん [桂花]

ねぎらいのお言葉、ありがとうございますっ!
最初は「長くても五回くらいにしておこ~♪」とか思っていたのですが、いつの間にやら話がでかくなっちゃって、収集付くのかと自分で心配していました←
ふjこさんの大プッシュがなければ、豊臣主従があそこまで活躍するとは思えませんww
家康もまだ大志を抱いたばかりなので、言動に青さがあります。そのうち、少しずつ歪んでいくのかも知れませんね。

ともあれ、最後までのご声援、ありがとうございました!

■>織彩 様 [桂花]

長いお話になってしまいましたが、ついてきていただき、本当にありがとうございますっ><

次回作…と銘打ったはいいけれど、実は政小もやりたいBASARAシンデレラもやりたい幸村育成計画もやりたいとか、あれこれやりたいものばかりで、順番の付けようがありません←
予告の内容の割に、実は意外にハードな内容になりそうですが、がむばりまっす><

次回もよろしくお付き合いくださいませっ!

■ [せうる]

なかなか時間が取れなかったので一気に読みました!♪
遅くてごめんなさい(>_<。)

まず、お疲れ様でしたッ!!
す、すごい…。
ここまで完成させんの、相当な時間とあと精神使いますよね、絶対Σ( ̄□ ̄)!
もうお疲れ様でしたとしか言えないです~☆

途中伊達主従がこのまま引き離されたら、と嫌な妄想ばかりしちゃいましたが、離れた時間がより幸せになれたのなら良かったです!
「小十郎じゃなきゃダメ」とか殺し文句すぎて、小十郎じゃないのに私が理性壊れかけました\(^o^)/

■>せうるさん [桂花]

忙しいのに、大量の駄文読破、お疲れ様でしたーっ。

途中、憑かれたように書き出したり、急に難産になったりと、難儀な物語でしたが、終わりよければ…あ、また誤字を見つけた、ギャース!
…てな気分です。(どんなだよ)

小十郎と引き離されたら、政宗きっと壊れちゃうんだろうなー…とか思いつつ、実行してしまう人でなし←
でもまあ、そこは殿もしたたかなので…
うちの筆頭、尻軽なくせに小十郎には甘えるから…
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設置:2009.06.21

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