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■【戦国BASARA】 最も危険な遊戯 第二十九話 【それぞれのお国事情】

◆あと一回で最終回です。


◆ここまでお付き合いいただいた皆様に、マジで感謝。
ありがとう。大好きだ──ッッ!!


◆これで封印していたガルちゃんが読めるとか、そーゆーことを考えると、また筆が進まなくなるので、小政妄想のリビドー全開で最後まで突っ走りたいと思います。


◆やはり腐小説ならば、エロいシーンは必須ですよね?←同意を求めるな。


◆でも、今回はそれないんです。残念←


◆ジャッキー映画ばりのNGシーンでもここに書こうと思ったけど、それだけで小説一話分の労力が必要だと気付く。


◆というわけで、その後の諸国事情をちょっと覗いてみたいと思います。
BASARA3に繋げたいと思った、拙者の妄想の産物なので、ひどい間違いとか犯していても
「まー、腐れ忍者のすることだからww」
と、大目に見て頂けますと助かります。


◆あー。早く、こじゅやゆっきーを××したい。








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 摂津の一揆も平定された後、豊臣秀吉の名の下で、東国の大規模な配置換えが行われた。
 一時でも豊臣に楯突いた徳川と伊達は、大がかりな移封を命じられ、その名を地に貶められた。
 徳川は三河から江戸に。伊達は会津を手放し、米沢から仙台へ。
 どちらも未開の地の多い煤けた土地ではあったが、どちらもその事を悲観している様子はない。

 政宗のほうは、むしろ豊臣が行った検地の手が行き届いていない開拓地の多さや、海に開けた新たな土地にすっかり満足している様子である。
「どうだ、小十郎。新しい土地は」
「はっ。未開の地は多いですが、土壌も肥えており黒潮からの気流で気候も穏やか。移封を言い渡された時の石高は五十万石弱でしたが、土地を整備し開墾に力を入れれば、三年で百万石は超えるでしょう」
「米沢に負けず劣らすじゃねェか。上出来だぁな」
「しかし、新しい国の整備に力を入れねばなりませぬので、戦は避けたい所にございますが」
 血気逸る若い主君に対し、小十郎はあらかじめ忠告の釘を刺す。
 小十郎の真意を察し、政宗が苦笑を浮かべる。
「わーってるって。まずは足場固めからってンだろ?」
「ご理解いただけて、至極恐悦にござります」
「ま。確かに、豊臣のやり口には腹に据えかねるものはあるが、今はこっちにも戦えるだけの力はないのは確かだ。だが、時間はある。じっくりと力を蓄えていこうぜ、小十郎」
「承知」



 ──その頃、三河の徳川家では。
「この度の豊臣の言い分、承伏いたしかねますぞ!」
「まこと! 江戸といえば、湿地だらけの未開の地もいいところ! そのような辺鄙な所への移封など、あてつけの減封もいいところではありませぬかッ!」
 徳川の家臣団が喧々囂々と騒ぐ中、家康は黙って腕組みをしたまま目を閉じ、考えに耽っていた。
「今一度、豊臣と戦いましょう!」
 逸る家臣が叫ぶ。
 応! と応える声が大広間に響く。
 それでも、家康は動かない。
「殿! ご決断を!」
 物言わぬ家康に痺れを切らした家臣が、返答を促す。
 家康は目を見開き立ち上がると、腹の底から響く声で叫んだ。
「皆の者、静まれェェェいッッ!!」
 家康の声に、騒然としていた大広間は、一気に水を打ったように静まりかえった。
 家康は周囲を見渡し家臣一人一人と目を合わせると、金色の兜の緒に手を掛け、紐を解き始めた。
「儂はな。この度の江戸移封は、決して悪い話だとは思っておらぬ。関東の要所、小田原は目と鼻の先。湿原だらけとは申しておったが、言葉を代えれば開拓の余地が十二分にあるということ」
「家康様…?」
 脱いだ兜を無造作に床に放り投げる家康に、家臣達は半ば唖然としていた。
 奇異な視線も何処吹く風と言わんばかりに、家康は甲冑にも手をかけ始めた。
「そなたらも、この度の豊臣軍との戦で、彼等がどれだけ強いか理解できたはずだ。そして、彼等が通った後には、何も残らぬということもな…」
「家康様…」
「頭を垂れたとはいえ、儂はまだ豊臣のやり方を承伏したわけではない。だが、今は戦うべきではないのだ」
 外した甲冑もぞんざいに放り投げる様を見て、さすがに家臣達が慌てふためき出す。
 武士の魂であり、己のみを守るべき鎧兜をこうもいい加減に扱う家康の態度に、皆が困惑する。
「家康様! 代々の甲冑をそのように粗末に扱われては…!」
「必要ない」
 事も無げに家康が言い放つ。
「鎧も武器も、儂にはもういらぬ。本気で戦のない世を作ろうと思うなら、戦装束など邪魔なだけだ」
 まだ成長途中の少年の身体を顕わにし、それでもスクッと立ち上がり拳を振り上げ語る姿は、秀吉や忠勝もかくやというほど大きく逞しく見えた。
「これが、儂の覚悟だ! 素手で一から鍛え直す! 儂も国もだ! 武器なき手に、太平の世を掴むのだ!」
 家康の覚悟に、それまで不安そうにざわめいていた家臣達は、一度静まり返ると屋敷が壊れんばかりの大歓声を上げた。
 少年主君であった家康の心身の成長が、徳川の家臣達の心を振るわせる。



 甲斐の国に戻った猿飛佐助は、一度躑躅ヶ崎の館に顔を出すと、急ぎ上田の居城に戻った。
 信濃の豪族が反乱を起こし、その平定に真田幸村が出陣していたのだ。
 幸い乱の方は簡単に鎮圧できたが、その事後処理の方が面倒だったらしく、幸村は上田から出られずにいた。
 故に甲斐の方がどうなっているかなど、幸村の耳には届いていない。
 そのことは、朝の鍛錬を終えスッキリした顔をしている幸村を見れば、佐助には理解することが出来た。
「佐助! 戻ったか!」
 己が忍の帰還を待ち侘びていた幸村は、無垢な笑顔を浮かべ佐助を迎えた。
「猿飛佐助、任務を終え、只今帰還いたしました」
 事務的な口調、凍り付いた表情に、佐助の中から何か只ならぬモノを感じ取った幸村が、顔を強ばらせる。
「政宗殿か片倉殿に、何かあったのか?」
「いいえ。あの旦那方なら、無事に奥州へと戻りました。それより、旦那の方には、躑躅ヶ崎より使いは来なかったんですか?」
 躑躅ヶ崎館は、武田信玄の居住屋敷である。
 若い頃より労咳を病んでいた信玄は、時折療養がてら躑躅ヶ崎館で政務を執ることもあった。
 そこからの使いということ、佐助の表情に、さすがの幸村も気が付くことがあったのだろう。
 目を見開き顔色がさっと青ざめさせ、持っていた二本の槍を落とす。
「やれやれ…。どうやら、使いを追い越しちまったみたいだな」
 わかりやすいほどの幸村の憔悴っぷりから、佐助は早まった言動を若干後悔した。
 とはいえ、躑躅ヶ崎からの使いの口上を待っていたら、それこそ幸村が心配である。
「躑躅ヶ崎とは…、お館様は…まさか…」
「そのまさかで。…といっても、お倒れになっただけですがね。ただ、今回はちーっとばかりヤバいんで、病床で高坂様に命じて、主たる家臣に招集をかけさせたみたいです。もうすぐ旦那のトコにも、招集の使いが来るはずです」
「そんな…! お館様が…そのような…ッッ!!」
 顔を真っ青にして震える幸村に、佐助は呆れたような溜息を吐くと、槍を拾い上げ、幸村の眼前に差し出す。
「旦那。大将の身を案じる気持ちはわかるけど、今は嘆いている場合じゃない。大将が危ないときこそ、アンタは胸を張って槍を手に持ち、敵を睨み付けるんだ。真田幸村がいればこそ、大将が安心して療養に専念できるよう…ってね?」
「お館様……」
 佐助の言う理屈は、ぼんやりとながら理解はしていた。
 しかし、それ以上に信玄が倒れたという事に、幸村は自分の中にある大事なものが壊れていくような気がして、ただただ呆然と立ち尽くす。
 天地をもひっくり返りそうなほどの衝撃。
 慕い、頼り、追いかけていた大事な何かが、音を立てて崩れる。
 目の前のものがすべて揺れる。
「…旦那?」
 与えた動揺は計り知れないかと、佐助は内心舌打ちをしたが、躑躅ヶ崎からの使いの前で幸村を卒倒させるわけにはいかない。
 今のうちに言うべき事を言っておいたのは、正解だったかも知れない。
 佐助はそう思うことで自身を納得させると、再度幸村に槍を突きつけ声をかける。
「真田の旦那」
 鼓膜に響く柔らかい佐助の声に、幸村ははっと我に返り、慌てて槍に手をかざ……そうとした。
 色を失った瞳は虚空しか映さず、幸村は槍から手を滑らせ、そのまま前のめりに倒れた。
「旦那…? …おいっ! 真田の旦那ッッ!!」
 佐助は槍を地面に置くと、倒れた幸村を抱きかかえ身体を揺すり頬を叩く。
 生気を失った幸村の顔に、佐助までもが不安と憔悴に駆られる思いがした。



 雪がちらりほらりと降り始めた越後路を、大きな傘を差した大柄の男が一人歩く。
 天下御免の風来坊・前田慶次である。
「キィッ」
 慶次の肩を遊び場としていた小猿が、耳元までチョロッと登ると、慶次に寒さを訴えかけた。
「ははっ。寒いか、夢吉。ほら、俺の懐に入ってこいよ」
 慶次はそう言って、着物の衿を割ると、夢吉と呼ばれた小猿はすばやく懐へと潜り込み暖を取る。
「あったかいか? 夢吉。俺も夢吉のおかげであったかいよ」
 懐の中に夢吉を抱いて、慶次は呵々と笑って呟く。
 ふと顔を上げると、眼下の海岸では鉛色一色の冬の海が、高い波しぶきをあげ荒れ狂っていた。
 海からの風に飛ばされそうになる傘をぎゅっと握りしめ、荒れる越後の睨み付ける。
 強い海風を受け、傘がものの役に立たないので、慶次は傘を畳んで背中に差した。
 雪だけでなく波のしぶきまでが、慶次の身体を叩きつける。
「…まだまだ荒れるな。空も…天下も…」
「キィ…」
 憂いが籠もった慶次の呟きに、夢吉が心配そうに顔を出して悲しげな声を出す。
 懐から顔だけ出した愛くるしい小猿に気付き、慶次は夢吉の顔を見ると満面の笑顔で応える。
「大丈夫だよ。どんなに荒れていても、傍にいてくれる誰かがいるだけで、あったかいっていうモンさ」
「キキッ!」
「さ。潜っていな、夢吉。外は寒い」
 慶次はそう言って夢吉の頭を撫でながら、懐奥に夢吉を押し込めた。
 荒れ狂う越後の海を睨み、慶次はこれから自分がどうすべきであるかを、改めて考えていた。



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【次回、最終回!】


まだ続くの? と怒られそうだけど、肝心なえちぃシーンなしでは、(拙者が)終われないんです。←



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