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■【戦国BASARA】 最も危険な遊戯 第十九話 【佐×政】

シュシュッと参上、シュシュッと解決。(何やらいろいろ混じっている模様)
こんにちは、腐れ忍者です。

さて、この話の後にクライマックスに導入する予定ですが、何せ火浦作品が読みたくてたまらないため、駆け足になりそうな自分を必死で自重。
本多忠勝が故・塩沢兼人さんの声で軽快に喋りそうだ。でも、コロナ一行は何故か真田主従、シャラ=かすがが崩せぬ自分はなーに?
すいません。自分でも何言ってんだかわかりません。

早くガルディーンが読みたいだとかほざいている割には、連載中にも横山光輝読み耽っていたりしている辺りにやる気を問われそうですが、読んでいるのは、『武田信玄』と『伊達政宗』と『闇の土鬼』だし。参考資料ですって。←言い訳。





図書館が館内整理中でお休みなので、土鬼の続きが気になっても読めずに悶える拙者に、愛のた~まご、た~まご、あったっためよっぅおっ♪(←まだ脳内にウィルス残っているのか?)
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今回、何気に18菌…じゃなくて、18禁入っていますので、よい子の立ち入りはご遠慮ください。


















--------------------------------


 一陣の風と共に部屋に入り込み、最初は警戒して腰に手を伸ばした政宗ではあったが、重みと匂いに懐かしさを感じ、ふっと笑って警戒を解いた。
「テメェか……」
「久し振りだね、竜の旦那」
 障子越しの月明かりでは委細の表情は見えないが、優しく微笑みかける他国の忍に、政宗はどうしようもないほどの胸の高鳴りを覚えた。
 だが、そんなほんのりと温かい想いを、馬鹿馬鹿しい…と、政宗自身が心の中で唾棄して捨てた。
「何の用で来た?」
「つれないねぇ。旦那と俺の仲じゃないの。遭いたかっただけだって」
「嘘付け。急用でもなければ、怪我の治療もロクにしないまま、わざわざ危険を冒して米沢城に忍び込むかっつんだ」
「怪我? 誰が?」
「テメェだろ。いいからどけ」
 そう言うなり、政宗は自分にのし掛かっていた影の顔に蹴りを入れて離れると、立ち上がって再び燭台に火をつけた。
 燭台の炎に照らされ、猿飛佐助の顔が浮かび上がったが、政宗は佐助の前を無言で通り過ぎると襖を開き、うとうとしていた小姓を呼びつけた。
「指切っちまったから、傷薬とさらし持ってこい。あと、酒も冷やでいいから少し。それが終わったら、オメェは部屋に戻って寝ていろ」
 寝てしまった事を咎められるかと思いきや、用事が済めば休んで良いと言われ、小姓は不思議に思いつつも言いつけられた用事を済ますため、音を立てずに廊下を走った。
「小十郎がいなくなったもんで、仕事が増えてな。一応、夜の政務中は誰も近付くなとは言ってあるが、念のためだ。とりあえず、脱げ」
 人の気配が遠ざかってから、政宗は改めて佐助の方に振り返り、そう言い放った。
「仕方ねーなぁ」
 有無を言わさぬ政宗の強い口調に、佐助は苦笑混じりの溜息をつき、上着を脱いだ。
 途端、部屋の中を鉄臭が充満しだし、言い出した政宗も鼻と口に袖を充て顔をしかめる。
 いつから出血しているのかはわからないが、それでも佐助ほどの手練れが深手を負わされるとは。
 それも、一カ所二カ所ではない所に、相手の数と容赦のなさが物語れており、表立った武将達の張れ舞台の精悍さとはかけ離れた裏世界の陰鬱さを物語っているようでもあった。
 政宗が佐助の傷を見立てようと屈んだ時、政宗は動きを止めて襖の向こうへと視線を移す。
「殿様。傷薬とお酒のご用意ができました」
 襖の外から先程の小姓の声がする。
「ご苦労。そこに置いておけ。下がっていいぜ」
「では、失礼いたします」
 襖の外の小さな気配は、来たときと同じように足音を立てずに走り去り、気配がなくなると再び政宗は立上がり、廊下に置いてある盆を片手に部屋へと戻った。
 再度、政宗は佐助の傍に腰を下ろし、赤黒く血がまとわりついた腹部に手を伸ばす。
「…猿飛佐助ともあろう男が、この様かよ」
「真田の旦那の命令でね。右目の旦那を捜し出して、アンタに報告しろって」
 政宗は口の中に酒を含むと、怪訝そうな顔をしつつも佐助の刀傷だらけの腹部に酒を吹きかけ、傷口を消毒してはさらしで拭うのを繰り返した。
「真田幸村がか?」
「そ。奥州の存亡は、甲斐の…ひいては上田の存亡にも拘わるからね。右目の旦那の不在で、アンタや奥州が揺らいでもらっちゃ、困るのよ」
「真田幸村らしからぬ深慮っぷりだな…。おっさんの触れ込みか?」
「まあ、実際はそんなとこ…」
 手当てをしていくうちに、怪我の箇所や深さがはっきりしてくる。
 特に左脇腹の傷は深く背中まで貫通しており、その怪我が未だに血が滲んでいた原因であった。
 政宗は針箱を取り出し、糸を酒に漬け針を炙って消毒すると、おもむろに傷を縫い始めた。
「縫うなら…最初に…言え…、よ…ッ!」
「忍なら、ちったぁ我慢しやがれ。それよりも、結局小十郎はどうなったってんだ」
「あぁ…、右目の…旦那…ねぇ……」
 縫合の痛みのせいか、虚ろな表情でそう言っていると思ったが、突然政宗の手を取り身体を引き寄せて唇を吸い上げる元気はあったらしい。
 いきなりの口付けに最初は戸惑い驚いた政宗だったが、腰にまで伸びてきた手はさすがに叩いて払いのけ、するりと佐助の腕の仲から抜け出した。
「…ったく。そんな深手のクセに、元気な野郎だぜ。内臓は傷ついていないみたいだな」
「おかげさまでね」
「せめて縫合は終わるまでは大人しくしてろ。傷口から針が入っても知らねェぞ」
「…恐いこと…言うねぇ…」 
 おどけた風にそう言ってみせた佐助であったが、目の下の隈と身体の震えが、怪我の壮絶さを如実に物語っている。
 政宗ははやるい気持ちを抑えつつ、傷口の縫合を急ぎ残りの傷にも薬を塗ると、さらしできつく腹部を巻き付けた。
「たいしたモンだね。一国の主が、ここまで手際よく怪我の治療ができるなんてさ」
「ガキの頃から、大小かかわらず年中怪我していたからな。一通りはできる。それより……」
 さすがに焦れてきたのか、政宗は佐助を押し倒し馬乗りになると首に手をかけて詰め寄る。
「小十郎はどこだ! 生きているのかっ?」
「そう焦らないでよ、旦那。それより、上着に解毒薬が入っているから…」
「毒…だと?」
「そ。木陰衆相手だから、それなりの気構えと準備しておかないと」
「木陰衆…」
 政宗はそう呟きつつ、佐助に上着ごと服を渡すと、佐助は懐から丸薬を取り出し、口の中に放り込んだ。
「大丈夫。追手は一度越後まで引き付けて、軒猿達に当ててきたから、奥州には連れてきていない。まあ、かすがには悪いことしたかな…って思っているけど」
「思っているだけだろ。それより木陰衆が相手ってことは、小十郎は小田原ってことか?」
 小十郎を捜していた佐助が対峙したのが豊臣子飼いの忍・木陰衆であるということは、小十郎を拉致監禁している場所は、現在豊臣軍が逗留している小田原であると、政宗は素早く計算した。
 果たしてその考えはあっていたのかどうかは、ニヤリと口端を歪めて笑う佐助の顔を見れば、一目瞭然である。
「さすがに奥州の双竜は、頭の回転が速いね」
 お世辞とも本気ともわからない物言いをしつつ、佐助の手は政宗の服の衿と裾を割り、下帯を解き始めた。
「ったく。腹に風穴空けていたくせに、元気な野郎だぜ」
「奥州行きの楽しみは、このくらいだからね」
 燭台の炎にさらけ出された政宗の肌に、佐助の指がすべる。久し振りの感触に、政宗の身体がピクリと震えるが、首に巻き付く指は放そうとはしない。
「小十郎は…無事なんだな…」
「あの軍師殿が、えらくご執心でね。右目の旦那を閉じこめている牢に、日参しているみたい」
「まぁだ小十郎のこと狙ってたのか…、あのクソッタレ」
 苦々しげに舌打ちをする政宗の顔に、あからさまな嫉妬が見える。
 やはり、この男が見ているのは、土の匂いのするあの男なのだと思うと、佐助は心の中で苦笑いを浮かべずにはいられなかった。
 小十郎が消えてからというものの、正室や側室達の許に通うことはあっても、別の男を迎え入れることはなく、そういう意味での空閨は長かった。男に抱かれることのない期間が長くても、疼くことはなかった。
 小十郎がいないという虚無感を、女や他の男で紛らわすことができないことなど、政宗は十二分に承知していたからこそ、誰も寄せ付けなかったのだ。
 ──小十郎でなければ…
 その気持ちが、政宗を更なる孤高に追い詰め、結局誰もが政宗の心を癒すまでに至らずにいた。
 佐助が強引にも政宗の身体に手を伸ばしたとき、政宗は何度もその手を振り払おうとしたが、その手に何故か小十郎を感じ、強くはねのけることはできなかった。
 上体を起こし、乱れた着物の政宗を抱き寄せた佐助は、激しい愛撫と同時にその耳に音が響くほどの口付けを落とした。
「……はっ…あ…ッ!」
 政宗が喉を仰け反らせ身悶えるが、佐助は政宗を逃がすまいと背中に腕を回し引き寄せ、執拗なまでに耳に口付けの雨を降らせる。
 最初は、甘美とくすぐったさに身悶えしていた政宗であったが、口付けの音が音楽を奏でるように聞こえると、すべての動きを止め佐助の奏でる音に集中した。
「小十郎…! 小十郎が…?」
「やっぱり暗号だったんだな、これ。運び賃は後でゆっくりいただくとして、片倉小十郎殿からの伝言、しっかり受け取ってくださいよ」
 佐助の指が身体中を這い回るのに任せ、政宗は小十郎からの《伝言》に一心に耳を傾けていた。
 その音が、まるで小十郎が歌う子守歌のように、政宗は目を閉じてただただうっとりと聞き惚れるように、代わりに歌う佐助の奏でる音をじっと聴い入っていた。








--------------------------------



【続く】


また終わらなかった。
佐×政の続きを期待している人います?


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■>内緒コメ様 [桂花]

いつも感想頂き、ありがとうございます!

筆頭の色香はもはや小悪魔通り越しています。
佐助、頑張れw(いろいろと)
最初はお互いビジネスライクな関係だったのに、段々とのめり込んでしまって…
でも、政宗の心ここにあらずという。
佐助、ちょっと可哀想w
続きにも是非とも期待してくださいね。半分以上は当たっていますから(笑)

ハロウィン小話、面白かったです!
前田家、いいですな~^^
悪戯者の甥っ子と、悪戯され放題の叔父コンビが良い感じでした。そして、嫁が鬼の強さを発揮…
まつ姉、大好き(はぁと)

■NoTitle [フォロスティ]

こんにちわ。
続けてください!!
意外とサスダテが好きな私。
毎回はぁはぁしてます(笑

■>フォロスティ様 [桂花]

すっかり停滞していてすいません;;
乳…もとい、遅々としながらも書き続けています。
久し振りのR-18シーンに、意外にも手こずっている体たらく…
今日中にupできるよう、がんばりまっすノシ
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