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■【戦国BASARA】 最も危険な遊戯 第十二話 【小×政】

一昨日の夜辺りからかなぁ。 
小十郎が喘ぎ悶える姿が、脳裏から離れないんですよ。
んでもって、

「政宗様、政宗様ァ…////」

ってさ。
耳まで真っ赤にして、甘ぁぁい声で言っているわけよ。

まさかの小十郎受けか?
相手は誰?


そんな妄想とはまったく関係のない、妄想歴史捏造小説『最も危険な遊戯』、始まります。
いや、遊んでいてすいませんでした。
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 その夜、小十郎は久し振りに政宗と床を共にすることが出来た。
 久し振りのせいか、小十郎の腕の中で泣き悶える政宗は、激しく小十郎を求めていた。
 強欲さもさることながら、小十郎は政宗のあまりの細くなりように、内心驚いた。
 一体何がここまで、小十郎の主を心身共に追いつめたのだろう。
 豊臣からの挑戦も、来るなら来いと言わんばかりに啖呵を切っていたのに、やはり大軍の前に緊張を隠せないのか…?
 否。
 床の戯が終わって、すぐに眠ってしまった政宗の顔を見ながら、小十郎は胸の中に湧き起こった答えを否定した。
 満足そうな顔をして深い眠りについている政宗だったが、眠りながらも小十郎の手をしっかり握ったままである。
 小十郎が絡めた指をそっと外して床から去ろうとするたびに、政宗の手が小十郎を捜し、捨てられた子猫のように「ふぇ…っ」と情けない声で泣く。
 小十郎が手を差し伸べるとすぐさま飛びつき、抱きしめると安堵の笑顔を浮かべ、また深い眠りに誘われる。
 何度も繰り返されたため、終いには小十郎は仕事に戻るのを諦め、政宗を抱きしめ床を共にした。
 抱きしめる政宗の温もりに小十郎もうとうととし始めた頃、襖の外に気配を感じ、小十郎は眼を開けた。
「小十郎。起きているか?」
 成実であった。
 政宗が一緒にいると確信していた成実は、起こさないようにと、極力声を落として中の小十郎に声をかけた。
「成実殿か。申し訳ない、仕事もせずにこのようなことを…」
「いや。むしろありがたい。政宗はここんとこ、ずっと無茶していたからな。そのままで構わないから、ちょっと聞いてくれ」
 政宗と兄弟同然に育ち、幼少期を小十郎と共に過ごしてきた成実は、年上の小十郎に対しても主君である政宗に対しても遠慮というものがない。だが、その天真爛漫さが、逆に人の心を惹き付ける。多少の無礼も許せる雰囲気が、成実にはあるのだ。
 だからといって、情夫との逢瀬の後で寝入る主君の部屋に、ずかずかと押し入るような真似はしないくらいの分別はある。
 急用であるにも拘わらず、襖を開けず小声で話しかけたのは、成実流の気の使い方であった。
「会津から小田原へ抜ける道筋の確保はできた。二隊に分かれることになるが、箱根に入る前には合流はできる」
「ご苦労でした」
「会津攻略の下準備も急がせている。先発の柳原隊が、うまいこと会津屋敷の兵糧を盗み出したそうだ。上手くいけば、政宗が会津に入る前に平定は終わるやもしれぬ」
 政宗が焦る様は、誰が見ても無謀を通り越していた。
 だからこそ、伊達家臣群は皆、さまざまな力を振り絞り、政宗のために尽す。
 それが喩え、どんなに無茶なことであっても、皆が筆頭のためならとやりのけてみせる。
 家臣団の支えがあってこそ、政宗は無茶ができる。
 政宗もまた、それと知っているから、時に無茶を言う。
 皆がやってくれると信じているから…
「小十郎はこのまま、しばらく政宗についていてやってくれ。ちゃんと眠って英気を養ってもらわないと、兵士の士気が下がりかねん」
「…承知した」
 半ば冗談交じりの成実の言葉に、小十郎も苦笑を浮かべながら承諾した。
 成実の気配が去った後、小十郎は腕にしがみつく政宗の寝顔を見ながら思った。
 ──怖い夢は見ておられないようだな…。
 夢の出来事にも拘わらず、小十郎が消えたことに、心身を削る思いまでさせた。
 政宗に対し、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
 政宗の顔に掛かる髪の毛をゆっくり掻き上げながら、小十郎は心の中で呟く。
 ──小十郎はいつでも、政宗様の傍におります。
 ……と。


 小田原への侵攻の合間を縫い、伊達軍は通り道の会津を急襲する。
 屋敷にいる者達はことごとく撫で切りにされ、政宗の母・保春院も捕らえられた。
 息子に一目会いたいという懇願を政宗は退け、首を落とさせた。
 当主の生母の首まで落とすのは、さすがに忍びなかったが、日頃から煩わしいと思っていた会津を陥落させたことは、後遺の憂いを断つこととなり、安心して小田原へ進軍することができた。
 なるべく早く馳せ参じ、豊臣に奥州攻略の口実を与えない。
 そのために、どうしても急ぐ必要がある。
 思いの外会津平定に時間は掛からなかったとはいえ、やはり奥州から小田原への道は遠い。
 機動力のある騎馬隊二千と輸送兵や足軽兵一万八千を分け、政宗率いる騎馬隊が先発することになった。
 成実達が見つけた間道を抜け、昼夜を通して走り続けた伊達軍は、何とか約束の期日に相模の地を踏むことが出来た。
 箱根口の道を抜ければ、連合軍の合流地点に辿り着く。
 箱根の山道を急ぐ途中、雲が厚くなり濃い灰色となって昼間だというのに暗さが増していく。
 空気も鳴り、何やら不気味な雰囲気が流れるが、本格的な雨が降る前に連合軍本拠地に辿り着きたい。
 一行は気が重いながらも、馬足を速めようと先を急ぐ。
 しばらくの間行軍を進めていると、やがて、山並みの頂上が見えてきた。
「間に合ったか…」
 誰かが安堵の溜息を漏らしたが、遙か前方を見つめていた政宗の表情は硬い。
 政宗の視線の先には、数多の毘沙門天の旗と共に初めて見る文字紋の旗。
 兵法に則って高台に陣取った約五千の軍隊が、麓から来る伊達軍を見下ろしていた。
 同盟軍の出迎えにしては、あまりにも殺伐とした雰囲気を醸し出した軍隊は、伊達軍に向かって陣形を構えている。
「おいおい。穏やかじゃねェなぁ…」
 政宗はそうぼやきつつ、薄笑いを浮かべ、五千の軍隊の先頭を見た。

 先頭には、同盟軍の使者として現れた銀髪の青年、石田三成の姿があった。




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【続くったら続く】



幸村成分が足りん。
でも、今回は幸村の出番がえらく少ない…というより、まだまだ出番ないし…(´・ω・`)





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■コメント

■ぶはぁぁっ!!! [汐]

桂花さん・・・いや、桂花様。。爆
最高の萌をありがとうございます!!(真顔)
萌をすごい充電された・・・(ほくほく)笑
いや~お久しぶりです、桂花さんv
ご連絡がすっかり途絶えてしまい、本当にすみません(土下座)
ブロトモの小説の梵もこの小説の筆頭も・・・本当に禿げるほど萌えました。。。
カワユスカワユス!!! テラ萌えース!!笑
・・そして成実が意外ときゅんときましたw

■>汐さん [桂花]

ごぶさたでっす☆
お元気そうで何よりです^^
最近、エロ気成分不足気味な話ばかり書いているので、皆に呆れられるのでは…と心配している、チキンなワタクシ。
ですので、汐さんが萌え萌えになってくださっているのを見て、ほっとしています。
ブロとも限定話の方も絶賛停滞中ですが(ぉぃ)、ちゃっちゃと書き上げますので許してください、ごめんなさい。

暴走機関車・政宗公と強力ブレーキ・小十郎だけでは、どうにも上手く話が回らないので投下してみた成実ですが、物わかりが良くて気が利くので、すごく使いやすいです。
もう歴史的背景とかそんなもんガン無視です。
いいこだよ、成実。
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