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■【戦国BASARA】 最も危険な遊戯 第七話 【小×政】

前回の反省点。
『変化(へんげ)で逃げるな』
以上。

駄文打ちの最中は、テレビもBGMもつけません。
強いて言うなら、脳内BGMを利用中なのですが、これが困った事に時々選曲不可となります。
今はもっぱら、串田シャウトがうるせいです。
「ふぁいてぃ~~ん にんじゃ~ ジィライヤ~~♪」
歌は覚えているけれど、内容全然覚えていない。




串田シャウトと言えば、「ふっじ──ッ、サファリパァァァクッッ!!」だと思う人ーノシ
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 小十郎は政宗に服を被せて抱えると、夜陰に紛れ書庫を後にした。
 小十郎に抱かれ半ば夢心地の中、政宗はぼんやりと考えていた。
 ──いくら夜も更けた頃とはいえ、見張りがいないわけでもあるめェに…
 あれだけ騒いでも、誰も書庫の前を通りかかろうともしなかった。
 小十郎が人払いをしたからというわけではないことは、押し倒された時に誰かが入り込もうとした事から、容易に想像は付く。
 重要な文書もある書庫は、巡回の重要地点でもあるはずなのに、誰も近付いた気配はないのはおかしいと、霞掛かる頭でボンヤリと思っていても、うまく思考がまとまらない。
 寝所に着くと、小十郎は政宗を布団に寝かせ、傷だらけにしてしまった政宗の身体を清め、甲斐甲斐しく手当てをする。
「国を思う政宗様のお気持ちは、お察しいたします。しかし、政宗様あっての奥州なのですから、もっと御身を大事になさってくだされ」
 小十郎以外の男に身体を許すのは、大概が国のためである。
 そこに、恋愛感情など持ち込まないことは小十郎とて重々承知はしているが、やはり『恋人』が他人と肌を合わせているのは、良い気持ちではない。
 政宗が他の誰かと寝るたびに繰り返される、仕置きと小言。
 孤高の人でないことを解って欲しい。
 誰かにすがりついてもいいと言うことを知って欲しい。
 愛されているということを感じて欲しい。
 ──だが…
 どこまでわかってくれているのだろう。
 そう考えると、柄にもなく切ない思いに駆られる。
「小十郎……」
 蚊の飛ぶような小さな声で、政宗が声をかけると、小十郎は政宗の傍へと膝を進めた。
「ここに」
「会津攻略の計画書は…できているな?」
「…は。言われた通り、二通できております」
「よし。二通あるんだから…、一通くらい見あたらなくても騒ぐなと、他の野郎に言い含めておけ」
「承知しました」
「真の目的は、会津にあらず……ってな…」
 言葉尻が霞んで消えそうになる。
 小十郎と抱き合った後は、必ず眠くなるのだ。
 小十郎は困った笑顔を浮かべ、政宗の布団をかけ直す。
「…もうお休みなされ、政宗様」
「小十郎に…俺を傷つけた野郎に処罰を下すまで、眠れると思うか…?」
 今にもくっつきそうな瞼を何とかこじ開け、政宗は口端を含み笑いに歪めて小十郎を見つめる。
 そんな頑張る政宗の様が愛おしく、小十郎はふっと笑みを洩らした。
「ご随意に」
「明日の朝…あの手紙を出すのは、オメェが一番最後だ…。全員が見ている前で、出すんだ。…いいな?」
「御意」
「それと…俺が起きるまで、ずっと傍にいろ。離れたら、許さねェから…な……」
 言い終わらぬ内に、政宗の瞼は閉じられ、すーっと小さな寝息が聞こえてきた。
 深い眠りについた政宗の胸を、子供をあやすように、小十郎はポンポンと軽く叩いた。
「御意にござりまする。政宗様…」
 抱き合っている時の淫靡な顔と、無垢な子供のような寝顔。
 本当に同じ人間なのか…と、小十郎は感嘆の溜息を漏らさずにはいられない。



 翌朝、登城してきた家臣達は、広場に組み上げられた大きな櫓を見て、呆然と口を開けていた。
「おい。豊臣からの手紙…持ってきたか?」
 誰かが囁く。
「ああ…。持ってこいと言われたからな。で、どうするんだ、これ?」
「どうやら、あの櫓の中に入れるらしいが…」
「中身を改めなくてよいのか?」
「よいらしい。手紙が必要のない奴は、そのまま入れろというお達しだ」
「貴殿はもう、入れられたのか?」
「いや…。これから入れようと思って」
「ならば、一緒に入れるか」
 そう言って、二人の家臣は、同時に手紙を櫓の中に投げ込んだ。
 櫓の中には、他の手紙だけでなく、山のように藁束が積まれている。
「手紙を燃やしてしまうと…。そう言うことか?」
「昨日、成実殿が餅でも焼くとか申しておられたが、まさか本当に…」
「どうやら、手紙の中身を改めるとか、そういうことはしないらしい。さすがは我らが殿じゃ。懐が深い」
 手紙は改められず焼かれるという噂に、誰もが胸を撫で下ろした。
 殆どの家臣達が集まり、手紙が全て投げ込まれた後、最後にやってきたのは、政宗の腹心・片倉小十郎。
 小十郎は皆が見守る中、懐から手紙を取り出すと、これ見よがしに櫓の中に手紙を放り投げた。
「片倉様の元にまで手紙が行っておったのか…」
「だが、片倉様の態度を見ろ。豊臣何するものぞとばかりに、手紙を投げ入れたぞ」
 広場に走るざわめきもどこ吹く風と言わんばかりに、小十郎は涼しい顔をして櫓から離れた。
 その時、城の天守閣から、城下にまで響くような大きな声がした。
「オーケェェーッ! 集まったみてェだなァ!!」
 皆が一斉に、南蛮語混じりの声がする方へと注目する。
 見るとそこには、片肌を脱いで弓を構えた筆頭・伊達政宗の姿があった。
「櫓の近くにいる奴ァ、少し離れろよ?」
 そう言うと、政宗は小姓が持っていた火矢を貰い受け、弓につがえた。
 狙いを櫓に定め弦を弾くと、火矢は弧を描いて見事櫓に命中した。
 枯れた藁束に、あっという間に火が回り、火柱が上がる。
 炎の渦は、皆が投げ入れた手紙を飲み込み、瞬く間に灰じんと化す。
「Ha! これでうっとおしい手紙も、皆の目の前で消えちまったわけだな」
「政宗様…」
 誰かが歓喜に震える声で、己が主人の名を呟く。
「Hey,Guys! 見ての通り、俺は一字一句として、手紙には目を通していねェ! 誰が豊臣に手紙を受け取り、どんなやりとりがあったかなんて、知ったこっちゃねぇってワケだ!」
 家臣達が、揃って歓喜の雄叫びを上げる。
 雄叫びは地響きのように、地を、空気を揺らした。
「政宗さまぁぁぁっっ!!」
「筆頭ぉぉぉっっ!!」
 政宗は片肌を脱いだ腕を上げ、皆の声援に応える。
「炎が消えたら、灰をひっくり返してみろ。今年は芋が豊作だそうだぜ? それと…成実!!」
 呼ばれて皆の前に現れたのは、盆の上に山と積まれた餅を持っているのは、成実である。
 成実は喜々とした声で、皆に語った。
「さあ! 憎たらしい手紙を焼いた火で、餅でも焼いて食おう! こいつで力をつけて、皆で戦を頑張るぞ!!」
「おおおおおうっっ!!!!」
 戦の鬨の声にも似た雄叫びに、伊達家臣群の気持ちはひとつになって燃えたぎった。
 その様を天守閣から見ていた政宗は、満足げに頷くと、城の中へと戻っていった。
 政宗は持っていた弓を、先程の小姓に預けると、着物を直しながら小姓に声を掛ける。
「先に行っていていいぞ」
「は? し、しかし……」
「俺は少し用事がある。それより、早く行かないと、あの餅も芋も全部食われちまうぜ?」
 片頬を歪めニヤリと笑う政宗に、小姓は慌てて頭を垂れると、「お先に失礼いたします」と言って、走り出した。
 小姓の足音が遠くなり、静寂が政宗を包むと、政宗は格好を崩した顔を、眉間に皺を寄せ険しく引き締めた。
「竹中め…」
 どのような手を以て、次の策略を施してくるのか。
 何でも知っていると言わんばかりの、涼しげで高慢な顔を思い浮かべ、政宗は拳を固めた。




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【続く】


拙者は、はんべ姫のこと嫌いじゃないっすよっ!
むしろ、あーして、こーしt(殴)
いや、むしろ、あんなことやらこんなことやr(←秀吉の天地葬送)

この後、秀吉、はんべ姫含めて、いろんな人たち出てきます。
話はまだまだこれからよっ!(←若本規夫さんで)
エロい話は、しばらくお休みになるかも。



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■コメント

■どきゅんv [汐]

先生・・・最高でう(惚)
自分の配慮が足りなくて筆頭を傷つけてしまい、後悔&自責の念に駆られる小十郎、大大大好きデスvvv
・・アニメで気づいたこの萌ポイント。爆
>孤高の人でないことを解って欲しい。
  誰かにすがりついてもいいと言うことを知って欲しい。
  愛されているということを感じて欲しい。
は、ホント素敵過ぎて失神しそうでしたよ。。(はふぅ)  
小政って萌えすぎるCPだとつくづく思いました。
そして筆頭のギャップがまた・・・っっ/////
いや~~悶えに悶える話をありがとうございます!
さすが桂花さん・・・私のツボを熟知してらっしゃる。。。。笑
どうしようっ、もしや私、すっ裸をさらしてるんですかね(汗)←

あ、それと佐助+ゆっきーのおまけ、本当にありがとうですーーー!!
飛び上がるほど嬉しかったです^^
嫉妬というか独占欲がでてきて、初めて自ら跨り頑張る・・・というゆっきーを想像した私は破廉恥ですね、すみません。。大爆
桂花さんのゆっきー、かわゆすvvv
佐助・・・・がんばって!。笑

■>汐さん [桂花]

コメントありがとござんす!

自責の念に駆られ悶える小十郎って、萌えポイントですよね──♪
小政は、萌えのツボが多すぎて、本当によいっ><
良すぎるよ、この破廉恥主従!! もっとやれ!←
これからも嬢ちゃんのよいとこのツボをゴリゴリ押しちゃりますけん、覚悟はいいかにゃー?

おまけの佐×幸ですが、うちの紅わんこてば、ちーとばかりニブいところがありまして…
見ての通り、あれが愛しあった証だとは露ほども思っていない、純情可憐な男です。
おまえは付けたことないのかと突っ込もうと思ったけど、仮にお館様や佐助に付けた所で誰も文句言わないだろうな、と。
積極的になった幸村、カワユイですな。
よし、今度頑張って貰おうっと←
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