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■【戦国BASARA】 狼たちの挽歌 中編 【小×政】

今も昔も、戦争って狂気の沙汰だよなと思う。

普段は、目の際ちょっと切って血が出ただけでも、ギャーギャー騒ぎます。基本ヘタレなので。
それが戦争とかで、人を殺さなきゃならない状況とか、逆に死ぬほどの苦痛を受けるとかって、考えただけで、き●たまキュ~~ッ!! とかなりそうなのに。
私が子供の頃は、まだ戦争体験者の方が多かったので、いろいろな人から戦争体験を聞いてきた。

拙者のじさまが戦死してその通知が来た後、実家のあった場所に大空襲があったとか。
皆が防空壕へと逃げまどう中、
「どうせ死ぬときは死ぬから、せめて家で死にたい」
と、爆撃が続く空襲の夜に、自宅で寝ていた拙者のばさまと伯母と父上(当時三歳)。
翌朝あまりの明るさに目を覚ますと、天井に大穴、足元に不発弾。
ちなみに、この空襲で防空壕へと逃げている途中、伯母の友人が被弾して片足が吹っ飛んだそうな。
まこと世の中、何が幸いとなり災いとなるか、わからない。


十五歳で初陣に参加した政宗様は、生死こもごもの戦場で、何を見て何を感じたのか。
今回のお話のテーマはその辺なのですが、あまり難しいこと考えなくてもいいです。

だって、妄想パラダイスができる今が、一番なのですから。

漫画家の椎名高志先生も(コミックス内で)言っていた。
『オタクは平和な世界の中でしか生まれない』

と。 (・∀・)
うん。不二子さんが言うと、説得力があるわぁ。








オタクは鳩よりも平和の象徴だと思う人。
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というわけで、深く考えずに小政の続きをドゾー (・∀・)

















--------------------------------

「うぁ……っ、はっ、ふ…くっ、ン……ッ!」
 熱く吐き出される政宗様の吐息に、覗き見る俺の方の身体まで熱くなる。
「ン…あぁ…ッ! こ、こじゅ…う…ろ……! はぁうンッ!」
 俺自身を遠ざけておいて、何故にこのお方は持て余したその猛りを、一人で鎮めようとなさるのか。
 俺のことを考え、俺のことを思い、俺に抱かれている気分で、俺の名を呼ぶ。
 だが、そこに片倉小十郎という男の姿も、身体も、言葉もない。
「こじゅ…ろう…、いい…。もっと、もっとォ……」
 俺はそこにはいないはずなのに、熱く甘い声で俺の名を呼ぶ。
 一人で身体を慰めているため、羞恥がないのか、飢えた獣のように求め、叫ぶ。
 すぐにでも熱く滾ったその御身を抱きしめ、重なり合いたい。
 俺を求め叫ぶ、その口を俺の口で塞ぎたい。
 欲望に駆られ、俺は襖に手を掛けた時、光悦の表情を浮かべ俺を呼ぶ政宗様の手に、懐刀が握られていた。俺は目を見張り、身体が硬直して動けずにいると、政宗様は懐刀を抜き放ち、己が胸に振り下ろそうとした。
 月光に煌めく刀身が政宗様の御身に刃を立てる前に、いつの間にか俺は政宗様にのし掛かり懐刀を持っていた腕を掴んでいた。
 驚愕した政宗様の顔の頬に、次々と滴る鮮血。
 無我の内に自らを傷つけようとする政宗様を押さえた時、懐刀が俺の左頬をざっくりと切ったのだが、この時はそんなことなど気にする暇などなかった。
「小十郎…。どうして……」
 突如現れた俺への驚愕と羞恥からか、政宗様のお顔の色は冴えず、見開かれた目で俺を見つめていた。
「お呼びになられたのは、政宗様でございましょう」
「呼んでなど…いねェ! どけ! 小十郎!」
「いいえ。確かに小十郎めのことを、呼ばれました。ですから、こうして参上いたした次第にございます」
「呼んでなんか…っ! や、やめ…ろッ、こじゅ…ううンッ!!」
 どれだけ強がりを言ったところで、俺を求め疼いていた身体は、少しの刺激で政宗様の反抗的な言葉を奪う。
 乱れた着物の裾から顕わになった白い太腿に、そっと指を這わせただけで、政宗様の辛辣な言葉は熱い喘ぎ声となる。
「あっ! あっ! だ、だめ…だッ! 小十…郎…っ!」
「このように固くしてまで…小十郎めが欲しかったのですか?」
「……ッッ!!」
 政宗様の胸にある固い突起を舌で弄ぶと、政宗様は喉を押しつぶしたように声を詰まらせ、身を強ばらせた。
 胸の突起を弄んでいる時、かすかな月明かりの中でも、それは見えた。
 初陣の時の怪我にしては新しすぎる、政宗様の身体を這う刀傷の痕。
 毎夜、俺と酌み交わし人払いをした後、滾る自らの身体を一人で慰め、自分で傷つけていたのか。
「やっ…! 見ないで…小十郎ォ…」
 今にも泣き入りそうな声が、俺を誘う。
 傷口に舌を這わせると、政宗様の息は更に熱く激しくなる。
「だめ…ッ! 小十郎…、やめ…て…ェッ!!」
 口から紡ぎ出される否定的な言葉とは裏腹に、腰を擦りつけ俺を抱きしめるのは、愛おしい主。
「御身は刺激が欲しくて仕方がないようですが?」
「だっ、だめ…な…んだっ!」
「口でそう言いつつ、誘っていらっしゃる…。いやらしいお身体にございますな」
「違……っ! そうじゃ…、ねェ…ンンンッッ!!」
 身をよじり必死に抵抗する政宗様からの振動が俺に伝わり、頬の傷から流れる血が、政宗様のお口に入った。
 血の臭いと味を感じ取ると、政宗様の目つきが一気に変わり、俺の背筋を冷たいものが駆け抜けた。
 この緊張感を、俺は知っている。
 戦場での緊張と狂気。
 あれと全く同じだ。
 光悦と狂気の入り交じった目が、俺を捕らえる。
 艶めかしく舌で唇を拭う仕草は、まるで肉食獣。
 俺の頬に手を伸ばすと、滴る血を手に取り、乳に吸い付く赤子のように血を吸っていた。
「政宗…様…っ?」
 俺の腕の中にいる愛らしい主の顔つきが、狂気と戦慄に歪み、飢えた狼のような目になって俺を見る。
 あまりにも激しい変貌に、俺は思わず後ろに飛び退こうとしたが寸でのところで間に合わず、逆に両腕を掴まれた。
 齢十五歳とは思えないほどの力でこの俺の腕を強く掴み、俺の身体を引き寄せると、狼の咆哮のような雄叫びと共に俺の首筋に噛みついた。
 確実に獲物を仕留めようという、狼の攻撃。
「ふーっ! ふっ、ふーっっ!!」
 耳元に聞こえる荒い吐息は、人間のものなのか、狼のものなのか。




--------------------------------


【また続く】


筆頭は吸血鬼なのか人狼なのか。
餓狼伝説はまだまだ続きます ( ´ ▽ ` )ノ

↑『餓狼伝説』は、カプコンではなく、今は亡きS●Kでは… (;´Д`)

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