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■【戦国BASARA】 『チカ×政+こじゅ』 第四話

ギャワー! 
これはもう何かの陰謀なんじゃよー!!

この話の執筆中に、データ保存ミス(しかも凡ミス)を二回もやらかしてもたー!!

もうだめです。
生きていけません。

ワシと嬢ちゃん達の夢の世界をガオンと消し去るなんぞ、新手のスタンド使いの仕業かにゃー?
JOJOの奇妙な踊り子←こんな人とか(しつこい)


しかも、今朝起きたら瀕死だけど頑張って生きてきたピンポンパール(金魚)がお亡くなりになっていて、ワシ涙目。
まあ、でもよく生きたよ。一番弱かったのにね。




データ紛失事件は、次の話を書いている時にも起こったワシに、おめぐみのポチを。
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 今まで以上に激しい小十郎の責めに、政宗は着衣を乱したまま意識を失い、書庫の床に転がっていた。
 小十郎の責めが激しかったこともあるが、それでなくとも睡眠時間を削ってまで忙しく働く政宗が寝落ちするまで、それほどかからなかった。
 後ろ手に縛り倒れたままの主を横目に、小十郎は床に落ちていた本を拾い上げる。
 ふだんそれほど政務に熱心ではない政宗を、ここまで掻き立てていたのは何なのか。
 小十郎は燭台に火を灯し直すと、本の表書きを見て小十郎は驚きを覚えた。
 冷害による凶作対策を綴った本であった。
 毎年の収穫高は、統治者にとって常に頭の痛い問題である。
 相手が自然のことゆえ、毎年安定した収益が出るわけではない。
 今年の長雨と冷夏は、凶作を予想させており、その件では小十郎も頭を痛めていた。
 そういえば、ここのところの小十郎は、冷害対策に東西奔走していて、こうして政宗と肌を合わせることも久しい。
「まさか……!!」
 小十郎は不意に胸の奥を突かれる思いに駆られ、床に転がる己が主を振り返る。
「寂しいなんて……」
 転がって顔を伏せたままであったが、いつの間にか目を覚ましていた政宗が、ポツリと言葉を洩らす。
「民百姓のために頑張っている小十郎に、そんな我が儘言えるわけねェだろが」
「政宗様っ!!」
 小十郎は慌てて政宗の傍に駆け寄り、その身体を抱き上げた。
 何となくバツの悪さを覚えた政宗は、なるべく顔を伏せ、小十郎と目を合わせようとはしない。
「外国との貿易も、長曾我部との協定も、土地柄に恵まれない奥州を少しでも豊かにしたいがためだ。ちっとばっかの冷害なんかでは、ビクともしない国にするために…」
「政宗様がそこまでお考えになられておるというのに、この小十郎、目先の嫉妬で政宗様を傷つけ…」
「いや。嫉妬していたのは、俺のほうかもな。小十郎と触れ合えなくて、だけど寂しいとも言えず、ついつい長曾我部の野郎を誘っちまって…。嫌われても文句は言えねェよなァ」
 自嘲混じりのため息をついて呟いた政宗の言葉が、更に小十郎の罪悪感を責め立てる。
「この小十郎が政宗様を嫌うなど…、何があってもあり得ませぬ!」
 そう叫ぶと、小十郎は政宗を抱きしめる手に、力を込めた。
 強く、強く……
 もう二度と離れないよう、強く。
「その本は、冷害に強い野菜や収穫タイミングなんかが記されている。できるだけ、被害を少なくしようという、先人の知恵袋みたいなモンだな。まあ、俺がお前にこんなことしたって、釈迦に説法ってヤツだろうが」
「め、滅相もござりませぬ。戦のための兵糧の確保において、凶作は希有すべき事。少しでも被害が少ないほうが喜ばしいことでござります」
「ところで小十郎。そろそろ離しちゃくんねェか? いい加減、苦しい」
 自責と後悔と感動の余り、政宗を抱きしめる手に加減が加わっていないと悟り、小十郎は慌てて政宗から手を離した。
「も、申し訳ござりませぬ。つい…」
「ついでに手を縛ってある包帯も、ほどいてもらえると有り難いんだが」
「失礼仕りましたっ! すぐに!」
 嫉妬の怒りにかまけて力任せに縛り上げてしまったため、さすがに結び目を解くのには苦労した。
 痛々しいまでに痕が残った両手首をさする政宗を見て、小十郎は再び悔恨の念に捕らわれ、眉根を寄せていた。悲しそうな顔の忠臣に、政宗はいつものように不敵な笑みを浮かべて語りかける。
「そうだな…。オメェのこと好きに処分していいって言ったのは、オメェ自身だからな。そうさせてもらうぜ」
「…ご随意に」
 小十郎は数歩下がって平伏し、政宗の処断を待った。
 政宗はすくっと立ち上がると、小十郎の前まで歩み寄り、顔を伏せている小十郎の顎に手を当て、上を向かせた。
 小十郎が訝しげに思う間もなく、政宗の両腕が小十郎の首に絡みつき、お互いの額がくっつくほどに近付いていた。
「政宗様…?」
「今夜は…、一緒に寝てくれ。独り寝は、寂しくて冷たい」
 自分の鼻と小十郎の鼻を何度も擦り合わせる政宗の仕草に、小十郎は困ったようなくすぐったいような笑みを浮かべる。
「誰と寝ようが、最後はお前じゃなきゃダメなんだ、小十郎。お前が一番あったかい」
「本当に…困ったお方ですな」
 どちらからともなく交わした、軽い口付け。
 名残惜しげに、政宗の手が小十郎から離れていく。
「長曾我部に、野菜の種や苗の仕入れも頼んである。その本の中からでも欲しいもの選んで、オメェが頼め。さすがに疲れたから、俺は一足先に部屋に戻る」
「お心遣い、感謝いたします」
「後で必ず来いよ」
 そう言い残すと、政宗は乱れた服を整え直し、小十郎に背を見せて手を振り、書庫を後にした。



 書庫を出てすぐの壁にもたれ掛かるように立っていたのは、ニヤけた笑顔を浮かべている長曾我部元親。
「嫉妬深い嫁さんを持つと、大変だな」
「HA! お互い様だろ? 今回のこと、厳島にいる緑の別嬪さんが聞いたら、どうなることやら」
 負けじとしたり笑顔を浮かべて反論する政宗の言葉に、それまで冷静だった元親の顔が恐怖にひきつり、真っ青になっていった。
「ちょ、ちょっとまて、オイ! そのことをアイツに…、って、イヤ。どうしてソレを…!」
「そいつァ企業秘密ってヤツだ。一応、毛利宛に書状は書いてあるから、いつでも届けられるぜ」
「うぉぉぉおいっっ?! いつの間に……!」
 慌てふためく元親を尻目に、政宗はニヤリと口端を歪めて凶悪な笑みを浮かべて見せた。
「な、何が目的でンな真似を…!」
 叫ぶ元親の目の前に、政宗の掌が突きつけられる。
 元親は、政宗の掌と顔を交互に見つめた。
 政宗の顔に、微塵の冗談もなく、憎悪に左目が蒼く燃える。
 その意味を察した元親は、深いため息をつくと服の中に仕舞い込んでいた政宗の眼帯を取り出し、開かれた政宗の掌に舞い落とした。
「戯れとはいえ、悪かったよ。竜の兄さんとは、片目同士、仲良くやっていけると思っていたんだがな」
「生憎、もう間に合っている。俺にはすでに右目があるからな」
「へいへい。ごちそーさん。もう二度とあんたにちょっかいは出さないよ」
 政宗のノロケに、元親は呆れたように肩をすくめる。
 政宗もまた再び不敵な笑みを元親に投げかけると、踵を返して書庫を後にした。
 
 これらのやりとりをすべて書庫で聞いていた小十郎は、顔面を蒼白にして考えに耽る。
「まさか…。俺とのやりとりも、長曾我部に聞かせるつもりだったのでは…」
 宴の席に政宗が不在となれば、主賓の元親は訝しげに思い、政宗を捜すだろう。
 書庫にいる旨を誰かに伝えておけば、すぐさま元親の耳にはいる。
 もし、政宗がまだ書庫にいるならば、小十郎が政宗を襲っているであろうことは、昼間の様子から容易に想像が出来る。
 元親に小十郎とのやりとりを見せつけることで、改めて主従の絆の強さを見せつけると同時に、元親と関係したことで得られた弱みを握り立場を強くする。
「そこまで計算しておられたのか……? いや、俺の考えすぎか…」
 当の政宗は今は居ない。
 政宗の真意など、推し量れるものではない。
 小十郎にわかるのは、自分が本当に愛されていること。ただそれだけである。
「それだけで充分、か…」
 小十郎は自分にそう言い聞かせると、政宗に言いつけられた「処分」をするため、燭台の火を消して書庫を後にした。



 

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【続く】







また、ええとこシーンがすっ飛んだのは、キングクリムゾンの仕業です。←




 
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■コメント

■うわん。。。 [汐]

大事なシーンをみたかったっ・・・・!!!!!爆

終盤は小政ゼンカイで萌えましたーーー(吐血)
「寂しい」とかって・・・・(がたがたがた)
キュン②します!←

データ消去なんて・・・お疲れ様です(涙)
続きも楽しみです★

■管理人のみ閲覧できます []

このコメントは管理人のみ閲覧できます

■>汐さん [桂花]

大事なシーンがすっ飛ばされたのは、何かの陰謀じゃよ(←まだ言うか)。
三年間共に生きてきた金魚は死ぬし、データは都合三度吹っ飛ぶしで、昨日は散々でした;
現在、気合い込めて修復中ですので、汐さんが帰ってくるまでには完成していると思われます。ちょっとしたサプライズもあるかも…ですよ?

[私信]
例の件、了解しました。
都合がわかり次第、追って連絡いたします。

■おっととと。 [櫻井 奏]

最後まで大人しく見守もろうと思っていたんですが…。
思わぬ展開に、思わずコメントさせていただきます。
ナリ様にバレてしまうんでしょうかね?あーあ。チカご愁傷様です;;
ちょっとどうなるのかニヤニヤしちゃいます。
ナリ様だけにしとけば良いのに…。政宗姫まで食すからこんなことにwww
ナリ様のプライドは果てしなく高い上に、やきもちやきだと思うのでとんでもないことになりそうですね。
瀬戸内が荒れますなw

州#゚д゚)<四国と引き換えに許してやろう。

■>櫻井 奏さん [桂花]

ごめんなさい。もう二度と浮気はしませんので、許してください。ウチにはたくさんのかわいい野郎共がいますので、四国だけは勘弁を>(´Д▼;)
まあ、政宗様の書状の真偽はともかく、この騒ぎは絶対にナリ様の耳に届いているような確証はあります(根拠はない)。

(・∀・)<瀬戸内の天気は、血の雨のち(ナリ様の)雷(チカの涙)雨となるでしょー!
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設置:2009.06.21

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