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■【戦国BASARA】 『信×幸×佐』 第十五話 ~最終回~ 【甲斐主従】

さて、振り返れば7月14日からダラダラと続けていた甲斐主従モノも、今回をもちましていよいよ最終回となりました。
長々とお付き合いくださった皆様、本当に感謝いたします。

一時は破竹の勢いで上っていたブログ村ランキングもやる気の原動力になりましたが、何より一番の励みになったのはコメントをくださった皆様のおかげ。
私の稚拙な文章にも、皆さんが興奮覚めやらぬままコメントを書いてくださった内容を、時に励みに、時に参考にしつつ、書き上げてきました。
この度、こうして最後まで書き上げられたのは、ひとえに応援してくださった皆様のおかげです。
みんなの声がなければ、最後まで走れなかったよ。ありがとう(つД`)

もう、いっそのこと汐さんも、内緒コメなんかしないで、みんなと一緒にはっちゃけてしまえばよかったのに~ ( ´∀`)ノ
(↑最後の最後でバラす悪党)



ここまでのお付き合い、本当にありがとうございました。
できたら、もう少しお付き合いください。
 ↓
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「まァだまだPartyは続くぜぇ! 続きを読むをclickする準備はいいかぁッ?」
(脳内CV:中井和哉)






















--------------------------------

 政宗との一局を並べ、物思いに耽っていた信玄は、ふと顔を上げ廊下の方に視線をやった。
「来たか…」
 呟きと同時に、廊下からけたたましく鳴り響く音は、信玄の部屋の前で止まる。
「お館様! 真田源二郎幸村、入ります!」
「うむ!」
 迷いのない幸村の声に、信玄は大きく頷いて入室を許可した。
 勢いよく開けられた襖の向こうで、紅い鎧に身を包んだ幸村が、平伏して座っている。
「お館様! このたびは、某の独断でご迷惑をおかけしたにも拘わらず、寛容なる処置をしていただき、この幸村、深く感動を覚える次第にござりますっ!」
 幸村が部屋に入らず廊下で深々と土下座しているのを見て、信玄はスクッと立ち上がり、大股で幸村の方へと歩み寄った。
「幸村ァァァァァァッッ!!!!」
 信玄の叫び声と同時に顔を上げた幸村の左頬に、信玄の豪腕から繰り出された拳が叩き込まれた。勢いで幸村の身体は吹っ飛び、中庭を抜け、塀にめり込む。
「か…はっ! お、お館様……」
「幸村ァッ! 己も一軍を任されておる武将であるならば、その生命を軽んじてはならぬっ! 敵に屈辱を受けたのならば、借りは戦の場で返すのだっ!」
「お館様…」
 熱く語る信玄の言葉は、政宗の言葉同様、幸村の心を熱くたぎらせた。
 主従の一線を越えても、この二人の間には他人には理解できないほどの、熱く深く強い絆がすでにある。
 拳は言葉よりもしっかりと、思いを心に伝える。
 崩れた壁から這い出てきた幸村の熱く燃える瞳が、信玄の拳に乗せられた魂の言葉を受け取ったことを、しっかりと示していた。
「ぅをぉお館様ァァァ!! 心得ましてござるゥゥッッ!!」
 地面を蹴って、紅蓮の炎と化した幸村が、拳を振りかざし信玄に挑む。
 突進してくる幸村に対し、信玄は全身全霊を込めて己の拳を突き出す。
 幸村の拳と信玄の拳が交差し、お互いの頬にめり込む。
 二人の拳と拳での語り合いに、他の言葉はいらない。
「お館様ァァァァァッッ!!」
「幸村ァァァァァァッッ!!」
 お互いを呼びながら拳を交える顔に、もはや悩みも迷いもない。
 あるのは、清々しいまでの笑顔。

 いつもの光景である。
 そんな主人達の姿を遠目で見つつ、佐助は呆れたようにため息をついた。
「やっぱりこうなっちゃうワケなのねぇ」
 そう呟いた佐助の顔も、心なしか羨ましそうな微笑を浮かべている。
「ま。これが一番しっくりくるのも確かだしね」
 屋敷内にある松の木の一番上で、信玄と幸村の殴り合いを眺めつつ、佐助は成り行きをじっと見守っていた。

 ──まあ、いいさ。俺様にも、脈はまったくないわけじゃあ、なさそうだからな。

 己の主人の愛らしい姿が思い浮かぶ。
 信玄が幸村を思うように、幸村もまた佐助のことを考えてくれている。
 しばらくは、こんな三角関係も悪くはない。
 心の中でそう呟いた佐助の顔は、母親のような深い慈愛に満ちていた。









--------------------------------

【終わり】



ここまで読んでくださった皆様に、感謝をこめて。




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■コメント

■御馳走様でした!! [ふjこ]

最終話、読んでて笑みがこぼれました(*´ー`*)
この主従にとって一番幸せな形に収まって、ほっこりしましたよw
それでもラストの佐助のちゃっかり具合に萌えました。お舘様とは違う形でゆっきーを幸せにしてあげる未来は十分あり得そうですね( ̄ー ̄)
政宗と幸村のやり取りも素敵でした。幸村に対してなんだかんだで面倒見のいい筆頭が大好きなんですよ…=3
それにしても政宗さま……破廉恥すぎる(;´д`)

萌えに燃えたぎる武田軍ストーリーをありがとうございました(-人-)
次回作も楽しみにしてます!(`・ω・´)ゞ

■お疲れ様でした! [汐]

・・・・ちょ、桂花さんっ???!!!
「秘密」の意味ないじゃないですか!!!
これでも一応、恥ずかしがり屋なのに・・・。爆
次はないですよ。。(ふふふ)笑

甲斐主従話、完結おめでとうございます! お疲れ様でした!!
そして感動&興奮をありがとうございましたーーーvvv
・・・最後はほんわかで、でもその中に次に繋がる佐助の考えも覗けて(笑)、にま②しながら読ませていただきました★

・・・・次はぜひとも、ぜひとも、真田主従でお願いします!!!←ずうずうしい
桂花さんの佐助・・・ほんとツボなんです//////

■コメントありがとうございます! [桂花]

基本的に最後は大団円が好きだし、甲斐武将はこうあるべきだと思っているので、武田軍らしいほのぼの?エンディングとなりました。
次回作にもご期待くださいノシ

>ふjこさん
ありがとうございます。
いじらしいほどお館様を慕う幸村にも、同じく佐助にもやはり幸せになってもらいたいので、こんな結果となりました。
東のアニキ・政宗公。何だかんだで面倒見いいですよね。永遠のライバルだから、というだけではなさそう。
公然の前で小十郎にちゅーしたり、他人様のお屋敷でイチャコラしたり、やりたい放題です。
小十郎も自重しろと。←

>汐さん
正直すまんかった。反省はしていない。←
長いことお付き合いいただき、ありがとうございました。
佐助の超ポジティブ思考のお陰で、この関係はまだまだ続きそうですが、彼らが泥沼の愛憎劇を繰り広げるとは思えない不思議。

うちの佐助をそこまで気に入っていただけて、ありがとうございます♪
気をよくして、そのうち真田主従メインで書く…かも。←
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