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■【戦国BASARA】 『信×幸×佐』 第十三話 ~甲斐・奥州 首脳会談~ 【甲斐主従】

アンケートでは特に選択肢は示されなかったので、蒼紅は次の機会に回します。
ブログ小説で、いつまでも同じネタ引っ張るのもアレかな…と考え直しました。
てなわけで、ふjこさんごめんなさい。別所でのうpに期待してください。

さて、話はいよいよ収束に向かうわけですが、今の状態になってしまった幸村を救えるのは、やはり蒼の人ではないかと思っています。
なので、大取はやはり独眼竜! という私の勝手な妄想により、物語のエピローグ開始!






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「Partyはまだまだ続くぜ…。付いてこれる野郎は、続きを読むをclickしやがれェェェッッ!!!!」(脳内CV:中井和哉)

これ読んでいる人の中に、野郎は居ませんぜ、筆頭。










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「武田のおっさん。ちょっといいか?」
 そう言って信玄の部屋に入ってきた政宗の手には、碁盤と碁石。
 囲碁勝負を挑みに来たのは、明白である。
 信玄は不敵な笑いを浮かべると、大きく頷いて同意した。
「お互いの戦術を見極めるには、格好であるな。よかろう」
「そうこなくっちゃ」
 政宗もまた口端を歪めて含み笑いをすると、信玄と自分の間に碁盤を置き、碁石入れを差し出した。
「どっちにする?」
「白をもらおうか」
「小十郎と一緒で、随分な自信だな」
「黒を持って負けたことなどない」
「俺は、黒で負けているのは、小十郎だけだ」
「ふっ。まあよい。お手並み拝見といこうか」
 碁盤を差し挟んでの、黒石白石による伊達軍対武田軍の合戦が始まった。
 遊びとは言え、相手の力量を計る格好の機会である。
 先手は伊達軍筆頭・伊達政宗。
 政宗は、迷わずに黒石を中央に置いた。
「初手天元だと?」
 政宗の奇策に、信玄は目を見開いて驚いたが、すぐさま腕を組み碁盤を睨み付けた。
「……何が狙いだ?」
「初手天元なぞ、珍しい手ではあるが、悪手ってわけでもねぇだろ?」
「そうではない。何か望みがあって、この勝負を挑んできたのであろう」
「さすがは甲斐の虎。話は早ぇ」
 しばらく考えた後、信玄が白石をコスミに置いた。
 政宗の碁は待たない。すぐさま次の黒石を置く。碁盤上の戦が幕を切って落とされた。
「この勝負で勝ったら、欲しいものがある」
「勝負など挑まずとも、お主達には借りがある」
「借りはこっちにもある。だから、勝負を挑んだ」
「うむ……」
 小十郎と同じく、信玄は『動かざる事山の如し』とばかりに、一度考えに入るとなかなか動かない。
 政宗は打ち込みは早いが、普段小十郎の相手をしているおかげか、相手の手を待つことには慣れている。長時間待たされることで苛つくことは、まずない。
「欲しいものとは?」
 山が動いた。
 白石が碁盤に打ち込まれる。
 待ってましたとばかりに、素早く政宗は次の黒石を置く。
「真田幸村を幽閉している牢の鍵」
 碁石入れに手を入れた信玄の手が、ピクリと止まる。
 射るように鋭い信玄の視線が政宗に注がれるが、当の政宗は射殺さんばかりの視線を真っ直ぐに受け止めつつも、不敵な笑みを崩さない。
 口元を笑みで歪めつつも、その隻眼の奥で燃えたぎる魂を見て取った信玄は、格好を崩して次の石を置く。
「よかろう」
「ありがてぇ。本気で行くからな」
 政宗はそう言うと、素早く次の黒石を置いた。

 政宗の碁が早いせいか、勝負は意外に早く着いた。
「良い勝負であったな」
「俺の二目負けか。ちぇっ。小十郎以外は負けなしだったんだがな。さすがに強ェや、アンタ」
 辛勝とはいえ、碁盤での代理戦争に勝った信玄の顔色は、思い切り冴えなかった。
 たった二目差とはいえ、終盤には己の勝ちは見えていたのに、勝てた気がしないのはなぜだろう。
 確証は得られないが、何となく政宗の考えがわかるような気がして、思い切って問いかける。
「お主の碁は不思議だのう。碁盤の外に、何を見ておる」
 すました顔で碁石を片付ける政宗は、同じく何気なく信玄の問いかけに答える。
「碁盤の上は、日ノ本争奪戦だ。だけど、世界は日ノ本だけじゃあない」
「なるほど。外国の文化も進んで取り入れようという、お主らしい考えだ」
「日ノ本の外にも、大きな世界が広がっている」
「…外洋船の建築を行っているという噂は、真実らしいな」
「何だ、知ってンのか。さすがに武田の三ツ者は、耳が早い」
 碁石を片付け終わると、政宗は碁盤と碁石入れを抱えて立ち上がった。
「何にせよ、負けは負けだ。さっさと退散するよ」
「碁盤は置いていくが良い。後で届けさせる」
「早くに頼むぜ。この一局を並べて小十郎と検討したいんだ」
 部屋を出ようとする政宗に、信玄が声をかけた。
「待て」
「ンだよ」
「持っていくがよい」
 そう言って信玄は、小さな光る物を政宗に投げ渡した。
 政宗が受け取って掌を開くと、そこにあったのは六文銭の首掛け。
 驚いて信玄の方を見るが、信玄はすでに碁石を出して今の対局を碁盤の上に再現し始めている。
「幸村を…頼む」
「All right...」
 政宗は六文銭を握りしめると、手を振り上げて信玄の部屋を後にした。


 
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【あと二話だから、頑張ってくだされ!】









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■コメント

■ [ふjこ]

お館様と筆頭の組み合わせも、なかなか色っぽい雰囲気ですよね…。互いの豪胆さを軽やかに撥ねつけながらも奥底では魅入られてたり、というスリリングさが何とも。
アニバサ8話での絡みを思い出してしまいました。

政宗と幸村は想い合っていればどんな形でもホクホクなのでw原作での関係を忠実になぞった展開が自分としては一番おいしいです(*´ー`)
なので、幸村を救い出して武田軍のドロ沼状態に颯爽と風穴を開ける王子様筆頭に期待してますノシ

と言いつつ、別の舞台で一線を越える蒼紅は是非読みたいです(*´д`)=3よろしくお願いします(爆)

■>ふjこさん [桂花]

お館様と筆頭の場合、互いに認め合ってはいるけれど、恋仲まで発展することはねぇな。と、脳内で筆頭にインタビューしてみました。

政宗と幸村は永遠のライバルという関係が、個人的には好みです。もちろん、イチャコラしているのも好きですが。
そう言う場合、大概は筆頭の方から色々仕掛けていきそうで、それが新たな妄想を掻き立てハァハァ(*´д`)
自分がダメ人間であることはわかっちゃいるけど、救いようがない;
愛故に仲間なのに助けることができない幸村。好敵手だからこそ、政宗なら救えると彼に託すお館様の脳裏には、越後の軍神がいるのでしょうね。
認め合えるライバルがいる。
それがBASARAキャラ達を熱くしているのでしょう。

実際に目の当たりにしたら、たぶん引く (´・ω・`)
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